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2009年01月03日(土) 今こそ動け共産党!

「声届いた」「月曜以降は…」=喜びと不安−講堂開放の「派遣村」・厚労省

講堂の開放期限の5日には、

また一騒動がありそうな感じですが・・・。

さて、あんな社民党でさえ、

住居の無い元派遣社員のために

党本部の開放を検討しているそうですが、

朝日新聞:社民党、党本部の開放を検討 「派遣村」パンクで

常日頃、元派遣社員に同情的な立場である

共産党は何をしているのでしょうか。

大晦日に派遣村を視察したという以外に、

動きが見えてきません。

時事通信:「年越し派遣村」を訪問=共産・志位氏

こんな時だからこそ、

巨大で豪華な党本部ビルを開放するぐらいの行動力を

見せるべきではないでしょうか。

共産党といえば、この不景気に入党する若者が増えているそうです。

共産入党 都内で1000人

派遣労働者の解雇問題などで政治に関心を持ち、
共産党(本部・渋谷区千駄ヶ谷)に入党する若者らが増えている。
都内だけでも今年1年間で約1000人が入党し、
対前年比1・5倍の伸びとなった。
党員が減少した自民と社民、横ばいの公明、民主に比べ、
共産の党員増が目立っている。

 共産党によると、新たに入党者数を数え始めた2007年9月以降、
08年12月末までの新規党員数は全国で約1万4000人だった。
月平均約1000人で、その2〜3割を18〜29歳の若者が占めているという。
07年8月までは月平均約500人で、若者は1〜2割だった。

 同党中央委員会常任幹部会の中井作太郎委員は、
「日雇い派遣や期間工の若者らがインターネットで共産党の活動に関心を持ち、
『もっと知りたい』と自ら訪ねてくるケースが増えている」と話す。

 杉並区在住の男性(20)は運送会社に勤務していたが、ある日突然、
運転手から倉庫整理に配置転換となり、給料も手取り20万円から14万円に激減。
08年6月に退職し寮を出たが、次の就職先が決まらず、
サウナやネットカフェに寝泊まりするまで追い詰められた。

 共産党の区議に相談に行った際、
「自分なんて生まれてこなければ良かった」と泣き崩れた。
この後、同党に入党、現在は宣伝カー運転などのアルバイトで生活をしのぎ、
「若者が働きやすい環境整備を」と求めている。

 一方、自民党は91年、約347万人の新規党員を獲得、
党員数が約546万人に上ったのをピークに、
98年から年々、党員が減り続け、07年は約110万人。
党員減少の理由について、同党では「参院比例選が
(01年から個人票を獲得するほど名簿順位が上がる)
非拘束名簿方式に変わり、党員集めの必要性が薄まった」(組織本部)としている。

 社民党の党員は97年に6万人以上いたが、支援する労働組合の減少や、
党員の高齢化で、07年には約3万3000人と半減。
公明党は04〜07年、40万人で横ばい。
民主党も04〜08年、3万〜4万人台(サポーター除く)で推移している。

(読売新聞 2008年12月31日)


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貧困の若者の受け皿になっているとしても、

そんな若者全てを共産党が雇ってくれるわけでも、

職を斡旋してくれるわけでもありません。

入党する若者すべてが共産主義にシンパシーを

抱いているのかどうかは分かりませんが、

どんなものも裏を返せば、

けっきょくは「搾取する側」と「される側」に分けられるだけなのに、

そんなことに気付きもせず、

世の中に絶望した若者が、

一つの思想や共同体に興味を引かれ、

そこに淡い希望や救いを抱き求め、

そこに依存しようとするというのは、

過去のオウム真理教の台頭に

よく似た現象に見えてしまうのですが。








名塚元哉 |←ホームページ