「解散先送り」首相、30日に自ら会見で発表麻生首相は28日夜、政府・与党の新たな経済対策について、30日に自ら記者会見して発表することを明らかにした。 複数の与党幹部によると、首相は同日、公明党の太田代表と党首会談を行い、「11月18日公示−30日投開票」の日程で準備を進めてきた衆院選を先送りすることに理解を求める予定で、記者会見でも先送りの意向を示す見通しだ。 首相は記者会見で、金融機能強化法改正案の早期成立への協力を野党に呼びかける考えだ。経済対策については28日、首相官邸で記者団に、「景気対策、生活対策、金融対策を出したイメージになるものにしなければいけない」と語った。 首相はまた、衆院選先送りの意向を自民党の大島理森国会対策委員長を通じて公明党に伝達した。大島氏は28日、公明党の漆原良夫国対委員長と会談し、首相と自民党の細田幹事長、大島氏らが27日夜に都内で会談した内容を説明した。 大島氏が「30日に解散しなければ野党が抵抗し、法案成立は困難になる。それで行き詰まって解散になったら最悪だ。30日に解散すべきだ」と進言したのに対し、首相は「どんな困難な状況になっても、解散しないで経済問題に対処する」という決意を示したという。 (読売新聞 10月29日3時1分)脅されてもナイショ…麻生首相 解散先送りただ、支持率低迷が続いた福田康夫前首相に見切りをつけ、選挙の顔として首相を押し上げる原動力の一翼を担った公明党内では先送りへの不満は強い。太田昭宏代表と北側一雄幹事長は26日夜、都内で首相と密会し「一体、誰のおかげで総理になれたと思ってるんだ」と早期解散を迫った。さらに「11月末が駄目な理由を言ってくれ。駄目なら、この時期に解散すれば勝てるんだという戦略を示してくれ」と食い下がったが、麻生首相は「言えない」の一点張り。太田氏が「このままでは福田と同じになってしまうぞ」と“麻生おろし”までちらつかせたが、約1時間続いた会談は物別れに終わった。この間、首相は一口もコーヒーに口をつけなかった。。(スポニチ 2008年10月29日 )-----------------------------(引用終了)----------------------------野党やメディアは30日の会見後でも解散音頭をやめないでしょうね。解散が延びたのですから、民主党は矢野絢也氏の国会招致を有言実行してほしいものです。ムシャムシャうんまー。