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2008年09月15日(月) 汚染米流通、どこまでしらを通せられるか農水省

農政事務所元課長に飲食接待=三笠フーズ社長、居酒屋で−大阪

米粉加工会社「三笠フーズ」(大阪市北区)の事故米転売問題で、
農林水産省大阪事務所の元課長(62)が、同社の冬木三男社長(73)から
居酒屋で接待を受けていたことが15日、分かった。
飲食代は1回数千円程度で、社長側が支払っていたという。
 同省は食糧関係の全職員について、国家公務員倫理法違反がないか、
調査を始めたことを明らかにした。
 同事務所によると、元課長は2004年4月から06年3月の間、
同事務所の消費流通課長に在籍。冬木社長から誘いを受け、
05年と06年の冬に大阪市内の居酒屋で計2回、飲食接待を受けた。
 いずれも社長が全額支払っており、ほかにも同社の社員数人が同席していたという。
 元課長は同事務所の調査に対し、「接待という意識はなかった。
世間話をしただけで仕事の話はなかった。金銭授受もなく、
特定の社に便宜を図ってもいない」と説明した。

(時事通信 2008/09/15-15:11)


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ああやっぱりと言った感想です。

早々にこの話が出てきたとなると、

農水相はこの元課長ひとりに責任を押し付け

要するにスケープゴートにして手打ちしようという魂胆なのでしょう。

いずれは明らかになることなのに・・・。

ずっと報道を追っていると、

汚染米が流通したのは、1週間前からの事前検査通知など

明らかに農水省の怠慢によるものが大きいのですが、

先日、農水相次官が会見で、

「汚染米が出回った原因について農水省には責任がない」と述べていましたが、

官房長官、農水次官に厳重注意 事故米対応で

この次官はは誰の金で飯を食わせてもらっているのか自覚をしていたのでしょうか。

国民の血税からお給料をもらっているのですから、

その国民様の健康を食の生産、流通、消費を通して守ってゆくというのが、

最低限の役目のはずです。

ところが、国民の血税によって生活ができているという

公僕精神が欠如しているからこそ、責任がないみたいなことを

恥ずかしげもなく会見で平然と言える鈍感さに繋がるのです。

このような考え方じゃ汚染米が長年の間、食品用に流通していたのも頷けます。








名塚元哉 |←ホームページ