「手放しで評価できない」「一定の前進」 竹島問題で評価分かれる島根県新学習指導要領の中学社会科の解説書に「竹島」が明記されたことを受け、明治時代に竹島が島根県に編入された経緯から、同県の溝口善兵衛知事は14日会見し、「一定の前進と評価できる」と話した。 記述については「現時点で政府が適切と判断したもの」とした上で「問題解決に向け、国民の理解、支持が深まることが大事だ」と強調した。 一方、竹島領土権確立島根県議会議員連盟は「わずかな一歩」と低い評価。 議連の細田重雄会長は「北方領土と同じように『我が国固有の領土』『不法占拠』と入れてほしかった。外交的な配慮があるとはいえ極めて不透明。こうした表現が入らなかった理由を政府に説明を求めたい」と指摘した。 議連の上代義郎幹事長は「これまで学習指導要領への記載を求めてきており、解説書での記載は次善の策だった。こうした経緯から、今回の『竹島』の明記に手放しで評価することはできない」と話した。(産経新聞 2008.7.14 19:49)【竹島問題】韓国大使「日本は大事なもの失う」韓国の権哲賢駐日大使は15日、藪中三十二外務事務次官との竹島問題をめぐる会談後、「これにより日本は大事なものを失うと伝えた。強く抗議し、措置を要求した」と記者団に述べた。さらに「未来志向的にやると決め、福田康夫首相も親韓国の姿勢をとると言っていたのに、こんな結果で信じられない」と不信感を示した。(産経新聞 2008.7.15 12:41)【竹島問題】伊吹幹事長「国際司法裁判所で解決を」自民党の伊吹文明幹事長は15日午前の記者会見で、中学社会科の新学習指導要領解説書の竹島に関する記述に韓国が反発していることについて「事実関係を淡々と書いており、韓国にもそのことをよく説明しなければならない」と述べ、韓国側に冷静な対応を求めた。 その上で伊吹氏は「(竹島の領有権を明らかにするため)国際司法裁判所に提訴し、ここで解決するのが国際的なルールだ」と語り、提訴に応じない韓国側を暗に批判した。(産経新聞 2008.7.15 11:19)-----------------------------(引用終了)----------------------------日本のメディアも、竹島問題を扱う時は、必ず韓国は国際司法裁判所に出てこないと付け加えればいいのに。福田首相も得意の小ばかにしたねちっこい喋り方で、「大事な島なら韓国は国際司法裁判所に出てくればいいのにね。 こちらは出る準備はしているのに。」ぐらい言ってやればいいのにね。だいたい、韓国政府も「歴史的にもウリ(我が国)の領土」なんて怒りながら言うぐらいなら、国際司法裁判所に提訴して日本を負かして、日本が「竹島は日本固有の領土」と金輪際言えないよう黙らせてみればいいのに、何でそんな簡単なことが実行できないのでしょうか。そして、韓国国民も、日本大使館前で、日の丸を燃やしたり抗議のデモをしたりするよりも、韓国政府に「国際司法裁判所に出て日本を黙らせろ」と促すべきではないでしょうか。お互いに軋轢を続け、無駄なストレスを溜めるよりも、より友好的な手段だと思うのですが。