野茂投手、現役引退 メジャーでノーヒット・ノーラン2回米大リーグでノーヒット・ノーランを2度達成した野茂英雄投手(39)が現役を引退することが17日、分かった。1995年にドジャースに入団、日本人選手の米大リーグ進出の先駆け的存在。大きく振りかぶってから背中を打者に向ける独特の投法は公募により「トルネード投法」と命名された。日本と大リーグで通算201勝(155敗)。 今季はロイヤルズから戦力外通告され、自由契約選手となった。楽天、横浜などが獲得に興味を示していた。■日本プロ野球時代1989年 近鉄が獲得1990年4月10日、対西武戦でプロ初登板4月29日、対オリックス戦(西宮)に先発し初勝利【主なタイトル】1990年 最多勝利、最優秀防御率、最多奪三振、最高勝率1990年−1993 年最多勝利と最多奪三振■メジャーリーグ時代1995年、ロサンゼルス・ドジャースとマイナー契約。1995年、5月2日にジャイアンツ戦で先発投手。13勝6敗、236奪三振の成績で新人王、奪三振王のタイトル獲得【主な記録】1996年ロサンゼルス・ドジャース 9月17日の対ロッキーズ戦でノーヒット・ノーランを達成2001年ボストン・レッドソックス 4月4日のボルチモア・オリオールズ戦で2度目のノーヒットノーラン(産経新聞 7月17日18時27分)-----------------------------(引用終了)----------------------------ちょうど、メジャーリーグの選手のストライキやNBAに人気を取られて、メジャー人気が低迷していたときに、野茂投手はメジャー入団しました。メジャー挑戦1年目から大活躍をしたことにより、アメリカメディアでも注目されメジャー人気も復活し、メジャーを観戦するアメリカ人に対して、日本の野球選手もメジャーで通用する強さを持っているということを見せつけ、日本のプロ野球選手にも自信と希望を与え、日本人選手のメジャー行きを後押しすることとなったので、まさにパイオニアという言葉が相応しい人でした。 日米のマウンドで戦い続けた野茂投手お疲れ様でした。第二の人生もご活躍できますように。