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2008年06月10日(火) 地球環境を守るため、生活レベルをいつ頃まで戻せますか?

地球環境を守るため、生活レベルをいつ頃まで戻せますか?

環境を守るためには、生活レベルを昔に戻すことが効果的ともいわれている。
しかし一度便利さに慣れてしまうと、なかなかそれ以前には戻れないもの。
いつ頃までなら戻すことに耐えられるのだろうか。
シチズンホールディングスの調査によると、全体平均は1987年(昭和62年)で、
昭和の終わりまでなら戻せる、ということが分かった。
男女別で見ると、女性は「1990年」までなら戻せる、が最も多く37.0%、
男性は「2000年」で36.0%と、「女性の方がエコロジー意識が高いといえそうだ」
(シチズンホールディングス)

 ちなみに1987年といえば、国鉄が114年の歴史に幕を閉じJRグループが発足したほか、
上場したNTT株に買いが殺到したため、初値が付かなかった。
また株式や土地の値上がりを期待して、
企業や個人が投資に過熱したバブル期(1986年12月〜1991年5月)でもあり、
日本の国民1人当たりのGNPが米国を抜いた。
通学や通勤前にシャンプーをする「朝シャン」という言葉が流行したほか、
体の線を強調した服「ボディコン(ボディコンシャス)」などが話題になった。

 インターネットによる調査で、全国のビジネスパーソン
400人(男女200人ずつ)が回答した。調査期間は4月25日から4月26日まで。

●サマータイム賛成派は4人に3人

 環境を守るために時間短縮すべきことを尋ねたところ、
「ネオンやライトアップの点灯時間」が49.0%、
「24時間営業店舗」(36.0%)「国会審議」(35.0%)
「役所や会社の残業時間」(28.8%)。
温暖化防止のために試合時間の短縮に取り組んでいる
「プロ野球の試合」については、わずか8.5%だった。

 環境のために短縮したい仕事時間を聞いたところ、
「残業」「PCの使用」「冷暖房」「オフィス照明」が
各1時間くらい短縮したいという結果となった。
また環境のために短縮可能な生活時間は「部屋照明」「冷暖房」「テレビ」
「PC」が多く、いずれも1時間ほど短縮ができるとした。
一方で、短縮できないという人が多かったのは「ドライブ」
「携帯」「入浴」「調理」などが目立った。

 毎年3月の最終日に時計の針を1時間進め、
10月の最終日曜日に元に戻すことで時計を調整するサマータイム
(時期は国・地域によって違う)。日の長い夏の時間を活用することで、
エネルギーの消費を抑えることができるとされるサマータイムの導入について、
75.0%は「賛成」と回答した。同社が1995年に実施した調査では、
サマータイムの導入に賛成した人は56.5%だったことから、
13年間で20ポイント近く賛成派が増えた。

(Business Media 誠 6月9日15時55分)


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私も環境保護のため時間短縮するべきところと訪ねられたら、

24時間営業店舗でしょうか。

コンビニの数も多くなっちゃってますし、

ここ10年ほどで、居酒屋やレストランやファストフード店、

スーパー、ディスカウントショップ、遊技場みたいなものまで、

やたらめったら24時間営業するようになってしまいました。

24時間営業する必要があるの?と思えるものが多いのですが、

これは、まったく利用しない人の言い分であって、

よく利用する人にとっては、やはり必要なのかもしれません。

昔は無くても平気だったものが、

不便より便利を思い求め、欲求を優先させる、

また企業も消費者の欲求に応えるよう営業する現在において、

生活レベルを少し前に戻すなんてことさえ、

なかなか難しいのではないでしょうか。









名塚元哉 |←ホームページ