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2008年05月28日(水) 相次ぐ日本人拉致報道と否定

5月9日
横田さん夫妻、孫娘と韓国で面会案…政府が李政権に仲介要請
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めぐみさん家族の面会要請「全くの間違い」

5月26日
<横田めぐみさん>「94年6月後も生存」 地村さん新証言
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横田めぐみさん報道を否定=町村官房長官

5月27日
<拉致被害者>「数人生存、帰国の用意」北朝鮮、米に伝達
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拉致関係報道を否定=町村官房長官


今月になって、ここのところ動きもなく静かだった拉致に関する事が報道され、

日本政府が、その報道を否定するというのが続いています。

誰がどのような意図を持って、

このような情報を新聞社に流しているのか気になっています。

たぶん、北朝鮮政府と、

国交正常化後の利権欲しさに集まった山崎拓をはじめとした議員連中が作った

「日朝国交正常化議連」が一緒になって、

アメリカによってテロ指定国家を解除された後、

日本による支援やその後の国交正常化の流れが生まれるかもしれないので、

今の世論やメディアが拉致問題にどんな反応を示すのか、

観測気球のように記者クラブに情報提供したのではないでしょうか。

で、読売と毎日がスクープ欲しさに、

ろくに調べもせずにそれに乗ってしまったと。

これらの報道と日本政府の否定のどちらとも、

世論も他のメディアもほとんど反応を占めさなかったので、

北朝鮮政府や国交正常化議連の連中は、

アメリカによるテロ指定国家の解除後、

日本人は拉致問題の関心が薄れ、拉致問題をこのまま置き去りにしても、

日本による支援やその後の国交正常化の動きがとりやすくなったかもと

これらの報道から計算しているかもしれません。








名塚元哉 |←ホームページ