『妖鬼化(むじゃら)完全版 第4巻』を読んでいると、異獣(いじゅう)という妖怪の姿が、トーイに似ていてると思ってしまいました。越後の山中に現れるそうで、昼飯を分けてやると、お礼に荷物を運んでくれるという親切な妖怪です。トーイも、おやつ欲しさに、新聞や手紙をポストから取って持ってきてくれるので、この妖怪に近いかも(笑)大百怪でフィギュア化してくれないかなぁ。◆国歌斉唱 起立1人 卒業生170人 教員が指導か 門真の第三中大阪府門真市の市立第三中学校で今月13日に行われた卒業式で、約170人の卒業生のうち男子生徒1人を除く全員が、国歌斉唱時に起立せず、その多くが斉唱もしなかったことが26日、分かった。式に出席していた3年の担任、副担任計11人のうち9人も起立せずに斉唱もしなかったという。学校側は事前に教員が卒業生に不起立を促した可能性があるとみて担任らから事情を聴いており、事態を重くみた府教育委員会も調査に乗り出した。 第三中や式に出席した関係者によると、式は卒業生や保護者らが起立して始まり、教頭の「開会の言葉」に続いて国歌斉唱が行われた。しかし、「国歌斉唱」とアナウンスされたとたん、それまで起立していた生徒たちは次々と座り始め、最終的に起立したまま斉唱したのは男子生徒1人だけだった。着席した生徒の大半は斉唱した様子がなかったという。 式には、3年生を受け持つ担任5人、副担任6人も出席していたが、生徒たちと同様に相次いで着席し、起立していたのは副担任2人だけだったという。 式の後、一部保護者から事態を問題視する声が寄せられ、学校側は市教委に報告。さらに教員らが生徒に不起立を命じたり促したりしなかったかどうか、担任らから事情を聴いている。府教委によると、学校の調査に対し一部の教員は「生徒に国歌の意義について説明し、『式で歌うかどうかは自分で判断しなさい』と指導した」と話しているという。 瀬戸和夫校長は産経新聞の取材に対し、「事前に不起立を指導していたのであれば、生徒の内心の自由を侵す行為で明らかに行き過ぎた指導。ただ、現在のところそうした指導があったという事実は確認されていない」と説明。教員の不起立に関しては「学習指導要領に従って起立するよう指導はしていたが、結果としてこうなってしまった」と話している。 府教委小中学校課は教員が全卒業生に不起立を促していた可能性が高いとみており、「非常に大きな問題で、偏向教育ととられても仕方がない。教員の不起立についても経緯をくわしく調べ、厳正に対処したい」としている。(産経新聞 2008/03/27 8:00)-----------------------------(引用終了)----------------------------日本人の気質としては、「出る杭は打たれる」なんて諺が示すとおり、なるべく目立つことを避けるので、本来は座るつもりさえなくても、周りに合わせて座ったという生徒も居たでしょうが、国歌を歌うのは本人の自由だと指導していたとしても、170人中、たった1人というのは、ちょっと不自然すぎます。どのような指導が行われていたのか興味深く、続報が待たれるところです。周りに流されずにいた、この男子生徒は根性がありますね。