「国際社会は支持」中国、チベット暴動で中国外務省の秦剛報道官は25日の定例記者会見で、チベット情勢でライス米国務長官や自民党の中川秀直元幹事長らが中国とダライ・ラマ14世との対話を促したことについて「それらの人たちは国際社会(の声)を代表できない」と述べた。 秦報道官は「110以上の国が中国の立場を支持、理解している」として、対話拒否路線は国際世論の理解を得ていると反論した。 秦報道官は中国支持を表明した国について「いずれもダライ集団があおって起こした暴力犯罪を明確に非難している」と指摘。チベット自治区などで起きた暴動の「犯罪性」を強調した上で「(中国と14世の)どちらが正義の立場に立っているか、まだ説明が足りないというのか」と述べた。(産経新聞 2008.3.25 19:19)北朝鮮、シリアなど14カ国が中国支持新華社は22日までに、チベット情勢をめぐる中国当局の対応に、北朝鮮、シリアなど14カ国が支持を示したと伝えた。 北朝鮮スポークスマンは「チベット分裂勢力による独立の企てを強く非難する」と述べ、シリア外務省幹部も「一連の破壊活動は民族団結への打撃と北京五輪妨害を狙っている」と中国を擁護したという。 ほかに支持を表明したのはセルビア、フィジー諸島、ザンビア、シエラレオネ、ベナン、カザフスタン、タジキスタン、キルギス、グルジア、モンゴル、ネパール、バングラデシュ。(産経新聞 2008.3.22 18:51)-----------------------------(引用終了)----------------------------正式に支持を表明している国々は、似たような人権侵害国や、中国からの経済援助を受けている国や、中国に支配されている国だけやん。110カ国が中国を支持しているのなら、その国々の名前をすべて教えてほしいわ。福田首相が不干渉宣言しただけに、日本は支持に入っているかもしれないけど(笑)◆チベット族 家庭から次々と連行 米ラジオ報道米政府系放送局「ラジオ自由アジア」は25日、四川省アバ・チベット族チャン族自治州アバ県で、中国当局が各家庭から平均で1人を連行、写真を見せては写っている人の身元を問いただすなど厳しい締め付けを行っている、と報じた。 亡命チベット民族の関係者が現地から得た情報として伝えた。 同県ではまた、警察が情報提供に対し、最初の通報者には無制限の報奨金を、2番目の通報者にも5000元(約7万1000円)の金を渡すなどとしていると報じた。(産経新聞 2008.3.26 13:45)-----------------------------(引用終了)---------------------------->中国当局が各家庭から平均で1人を連行いつか、海外メディアが取材に入れるようになっても、中国共産党に不利なことを言わせないための「人質」でしょ。>最初の通報者には無制限の報奨金をナチスがやっていたことと同じ。独裁国家というのは、古今東西、やっていることが変わりませんね。五輪開会式不参加も「選択肢」=チベット問題で中国に対話訴え−仏大統領フランスのサルコジ大統領は25日、中国のチベット問題をめぐる北京五輪ボイコットの可能性について、「あらゆる選択肢が開かれている」と述べ、チベット自治区での弾圧が続いた場合、五輪開会式に参加しないこともあり得るとの考えを示唆した。(以下省略)(時事通信 3月26日0時0分)-----------------------------(引用終了)---------------------------- 同じボイコットをするのであれば、大統領のみのボイコットでは、報道はされても、中国国内では無視されますし、貴賓席に誰がいて、誰がいないのかなんて、客席からは分からないので、さほど影響力がありません。客席にいる中国人や、さらに世界にアピールできるよう、スタッフも含めた選手団が開会式の参加をボイコットするぐらいでないと。国の名前を書いたプラカードを持った女性が行進する以外は、誰も後ろについてきませんから、同じボイコットでもインパクトは絶大ではないでしょうか。そうなった場合、中国がどのように映像を流すのかも興味があります。