不支持、初めて50%超す 内閣支持は発足後最低共同通信社が15、16両日に実施した全国電話世論調査で、福田内閣の支持率は33・4%と2月の前回調査から2・2ポイント下落、政権を発足させて以来最低になった。「不支持」は前回より6・1ポイント上昇して50・6%となり、初めて半数を超えた。支持率の低落傾向に歯止めがかかっていないことが明らかになり、福田康夫首相の政権運営は厳しさを増しそうだ。 ガソリン1リットル当たり約25円を上乗せしている揮発油税の暫定税率に関しては、3月末の期限切れ後は「延長しない方がいい」が61・0%と2月調査より3・9ポイント上昇、「延長した方がよい」は2・3ポイント減り29・3%だった。 政府が次期日銀総裁人事で元財務事務次官の武藤敏郎副総裁の昇格を提案したことには「妥当だ」「妥当でない」が40%前後でほぼ拮抗したが、今月19日に福井俊彦総裁の任期が切れた後の空席を避けるべきだとの回答は61・5%だった。(共同通信 2008/03/16 18:12)-----------------------------(引用終了)---------------------------- いつもコメントが「困りましたね、どうすればいいのでしょうかね」なんて全てにおいてやる気なしで他人事な福田首相でも、昨年9月の自民党総裁選で麻生さんと争っていた頃は、首相になって欲しいと50%以上の支持率があったんですよね。「指導力に期待ができる」とか色んな理由が付いて。しかも、まだ安倍さんが首相の座に居るときに、「次に首相になって欲しい人は?」アンケートでは、福田康夫氏は名前すら出ていなかったのに、名前は挙がっても5%にも満たない状況だったのに、総裁選に名乗り出たとたんに急に跳ね上がるという珍現象。わたしは、あの時から、こんなやる気オーラが感じられない人物(ようするに活き活きしていない)に、何を期待しているのだろうと不思議に感じたものでした。今でも、小泉元首相が各地で講演をしている動画を見ると、まるで、小泉元首相のほうが、まだ首相をやっているかのようなオーラが出ていますからね(笑)元首相よりも存在感さえないというのは、どういうことなのでしょうか。 それにしても、全てにおいてやる気なしで他人事な福田首相ですが、そんな首相でもメディアの対応は、安倍前首相や小泉元首相の時と違って、ずいぶんと優しい扱いをしていますねぇ。 今日の『たかじんのそこまで言って委員会』で、「福田首相と民主党の小沢代表のどっちが嫌い?」なんて質問がありましたが、わたしなら「どっちも要らない」と答えますね。どちらも国をリードしていくかのような貫禄がないですから。どちらもとっとと代表の座を他の人に譲れと思います。