緒形拳がぬらりひょん…映画「ゲゲゲの鬼太郎」最新作昨年、興収23億円のヒットを記録した実写映画「ゲゲゲの鬼太郎」の最新作が製作されることが6日、分かった。メガホンは前作同様、本木克英監督が執り、今夏公開予定。ウエンツ瑛士(22)の鬼太郎、大泉洋(34)のねずみ男といったメーンキャストはそのままに、鬼太郎と対決する大妖怪ぬらりひょんに緒形拳(70)らライバルの妖怪に豪華キャスト陣を配する。今回は妖怪と人間との許されざる愛がテーマとなる。 ウエンツ鬼太郎がパワーアップしてスクリーンに戻る。鬼太郎、大泉洋のねずみ男、田中麗奈(27)の猫娘、間寛平(58)の子なき爺、室井滋(47)の砂かけ婆と、鬼太郎ファミリーのキャストはそのままで、若い女性の連続失跡事件の謎を追う鬼太郎が、1000年前の妖怪と人間の許されざる恋物語を知るというストーリー。 前作は西田敏行(60)、中村獅童(35)ら豪華出演陣が話題となったが、新作では妖怪役を一新。超ベテランの緒形拳が人家に入り込むのが得意な大妖怪「ぬらりひょん」を演じる。特殊メークで撮影した緒形はノリノリ。「ぬらりひょん、その名のとおり、ぬらりと出てきて飄々(ひょうひょう)としていたいです」と意気込んだ。 このほか、萩原聖人(36)演じる人間・海人に恋する「濡れ女」に寺島しのぶ(35)、「蛇骨婆」に佐野史郎(52)、水先案内人の「井戸仙人」に笹野高史(59)を起用した。寺島は「特殊メークをしたとき、スタッフさんが怖がってくれたので今からワクワクしています」と完成を心待ちにしている。 前回は初の実写化でキャラクターの作り方に重点が置かれていたが、今回は原作・水木しげる氏(85)の妖怪の持つ意味を重視。子供だけでなく大人も楽しめ、現代にも通じる社会問題を描く。 テーマは「許されざる愛」。鬼太郎の恋愛も気になるところ。ウエンツは「今回は大人の方にも見てもらえる娯楽作品にしていけたらと思っています。切ないストーリーを伝えられるような作品にと願っています」と話している。昨年12月11日にクランクインし、今夏公開予定だ。 ◆水木ロードが鳥取砂丘超え 前作の公開で鬼太郎ブームが巻き起こった。水木しげる記念館がある鳥取・境港の水木ロードには年間150万人がつめかけ、鳥取砂丘を超える県NO1の観光地に。フジテレビでは貸し本時代の幻の原作のアニメ化「墓場鬼太郎」(木曜・深夜0時45分)を10日から放送する。前作はアジアを中心に26か国・地域に配給権が売れ、今年中には台湾で公開予定。韓国ではテレビアニメが放送されるなど、ワールドワイドな動きになっている。(1月7日17時35分 スポーツ報知)-----------------------------(引用終了)----------------------------水木しげる作品大好きなくせに、前作はまだ見ていないんですよね。そろそろレンタルで見ようかと思っていたのですが、きっと、この第二作が公開される前日ぐらいに、フジテレビで映画の宣伝を兼ねて昨年公開の第一作が放映されると思うので、もうしばらく待ちます(笑)ちなみに、わたしは映画よりも、今週の木曜から放映される『墓場鬼太郎』のほうが楽しみです。ミスドの箱を銜えながら椅子に飛び乗る瞬間。