横田さんが代表退任=後任に飯塚副代表−拉致被害者家族会北朝鮮による拉致被害者家族会が24日、東京都内で臨時総会を開き、健康上の理由から横田滋さん(75)が代表を退任、後任に副代表の飯塚繁雄さん(69)が選出された。 総会には17人が出席。新しい副代表には有本恵子さん=失跡当時(23)=の父明弘さん(79)と、帰国した地村富貴恵さん(52)の兄浜本七郎さん(56)が就任した。 1997年3月の家族会結成から10年間にわたり代表を続けてきた横田さんは、「なるべく早い時期に具体的な結果が出てくることを希望している。これで運動をやめるわけではなく、引き続き解決のために行動してまいりたい」と話した。 (時事通信 11月24日19時0分 )----------------------------(引用終了)-----------------------------長年にわたり代表を勤められた横田滋さん、本当にお疲れ様でした。滋さんとしては、代表の座を降りて、肩の荷が下りたという気持ちよりも、横田滋さんをはじめとする拉致被害者家族の方々にとっての、一番の願いである「残りの被害者の帰国」すなわち拉致問題の解決には未だに至っていないので、心残りという気持ちのほうが強いと思われます。ですから、滋さんにとって、代表を退任したといっても、心休まるという平穏な日々はまだ訪れません。高齢者の方々に、いつまでこんな日々を送らせればいいのでしょうか。あまりにむごすぎます。