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2007年09月16日(日) 勝ち馬に乗る。

朝日新聞 福田氏、外交はアジア重視 内政は安倍路線踏襲
朝日新聞 政策似たもの候補、北朝鮮問題は数少ない争点 総裁選

麻生・福田の両氏が揃って複数の報道番組に出演されていたので、

いくつかの番組を見ていたのですが、

福田氏は中国韓国北朝鮮の特定三国のアジア外交だけは自論があっても、

内政には自論があるんだかないんだか。

しかも、福田氏からは雰囲気や声からも熱意や気迫といった勢いが感じられず、

国のトップとしてやっていけるのだろうかという感想を持ちました。


福田氏 派閥領袖ら出席 麻生氏 「サプライズ」も 両出陣式、熱気に包まれ

(一部抜粋)
「今回は逃げることはできない」。都内のホテルで行われた福田氏の出陣式。
決意の言葉に大きな拍手がわいた。

 出席議員は約100人。古賀誠元幹事長ら派閥領袖や閣僚経験者に加え、
小泉純一郎前首相の擁立を模索していた「小泉チルドレン」と呼ばれる
1年生議員の姿もあり、支持の広がりを印象づけた。

 8派閥連立といった趣の選対本部だけに、役員人事で主導権争いも。
「『わが派が先に支持した』とか『役員の割り当てが少ない』とか…。
みんな勝ち馬に乗りたい一心だから」
。ある派閥幹部は、
何度も修正を重ねた跡のある選対役員一覧表を見てため息をついた。

(西日本新聞 2007年09月16日00時11分)


-----------------------------(引用終了)----------------------------

自民党議員たちの福田氏支持の流れを見ていると、

1年前の安倍氏支持のときと同じで、

「勝ち馬に乗る」とか「長いものに巻かれろ」で、

けっきょく、どいつもこいつも己の思想信条や原理原則は無視して、

優位なポストを頂戴しようとか保身のことしか考えていません。

まぁ、自分に正直だと思うし、

誰だって自分が一番大事だから分からなくもありませんが、

政治の世界でこれをまざまざと見せ付けられると萎えます。

旧態依然に戻っただけの自民党はぜんぜん反省していないので、

早く解散総選挙になることを期待しています。








名塚元哉 |←ホームページ