「元愛人に脅迫された」良郎氏が会見週刊誌「週刊新潮」で“不倫&賭けゴルフ疑惑”が報じられた“さくらパパ”こと民主党の横峯良郎参院議員(47)が28日、都内で釈明会見を行った。女性との愛人関係と、過去に少額の賭けゴルフをした事実を認め「投票していただいた方々にはご迷惑をおかけし、おわびを申し上げます」と陳謝。一方で「女性に脅迫されていた」ことを明かし、集まった報道陣に怒りをぶちまけるなど大荒れの会見となった。 会見の冒頭、約150人の報道陣の前で頭を下げ、当選後間もない時期のスキャンダル騒動について謝罪した横峯氏。女性について「昨年、お付き合いしていました」と認め、賭けゴルフに関しては「10年以上前、鹿児島にいたときに、友達と5000円ぐらいの少額の賭けゴルフはやった」と説明した。 高額の賭けゴルフや酒の席での行き過ぎた行為など、そのほかの報道については真っ向から否定。女性に慰謝料名目で500万円の支払いを不当に要求されていたことを明かし、恐喝行為を知りながら女性の言うがままに報道され名誉を傷つけられたとして、発行元の新潮社と女性に対し、東京地裁に5500万円の損害賠償と謝罪文の掲載を求める訴訟を起こしたことを明らかにした。 訴状によると、女性は金銭の支払いに応じない場合「週刊誌などのマスコミに言います」と恐喝してきたという。 横峯氏が神妙にしていたのは、同席した谷澤忠彦弁護士が訴訟の経緯を説明していた時まで。質疑応答になると一転“ブチ切れ”。質問する記者やリポーターに「朝からマンションの前にカメラを構えてインターホンで聞いてましたね」「おたくですね、(さくらアカデミーの)子どもに電話したのは」などと、顔を真っ赤にしながら反論。「何一つ私に確認もとらないで、週刊新潮の記事のまま報道するのか」「ありもしないことを報道されたら、気の弱い人なら自殺してますよ!」と一連の報道に対して不満をぶちまけた。 エキサイトしすぎて、弁護士が「怒るな、けんかする場じゃない」と何度もなだめたが、怒りは収まらず、最後は弁護士も「もうええわ、こんな会見」とさじを投げる場面も。 家族への説明については「ちゃんと言いました。恐喝されていると」。娘で女子プロゴルファーの横峯さくら(21)は「(裁判を)とことんやれと言っている」とした。今後、恐喝行為に対して「刑事告発も検討している」(谷澤弁護士)といい、騒動は泥沼化の様相を呈している。 ▼週刊新潮編集部のコメント 横峯議員の提訴については、まだ訴状が届いていませんが、本誌記事に掲載したとおり、横峯議員は本誌の取材に対し、愛人問題や賭けゴルフの件などを大筋で認め、反省の弁を述べておりました。にもかかわらず、なぜ前言を翻し、突然の提訴に至ったのか、理解に苦しみます。 また、横峯議員の賭けゴルフ問題については、今週発売される「週刊新潮」において、再び記事を掲載します。横峯議員は先週末、賭けゴルフをした相手を呼び出し、口止めを依頼するという卑劣な工作を行っていました。つまり現職の国会議員が、犯罪行為の証拠隠滅を図った上で、メディアを相手に訴訟を起こしたわけであり、その非常識で悪質きわまりない行動は、完全に議員失格であると考えています。 (スポニチ 2007年08月29日)-----------------------------(引用終了)--------------------------- 朝の番組で会見の様子を拝見しましたが、メディアの取材方法に憤りを感じたとしても、元はといえば自分がまいた種が発端なのですから、この場合の逆ギレは逆効果になりかねません。民主党としては会見で釈明することのみを想定していただけで、集まった記者たちに逆ギレしてしまったことは、先週の『週刊新潮』に記事が掲載される際、民主党に説明する前に新潮の記者に、愛人のことや賭けゴルフをあっさりと認めて話してしまった時のように、また横峯氏の勝手な暴走だったのかもしれませんが。 ただ、今日のところは、朝青龍のモンゴル帰国という世間から注目されている話題があったので、この会見にはあまり時間が費やされることがなく、民主党としては今のところは助かっているということでしょうか。もしかすると、朝青龍の帰国が決定したことで、引き伸ばしていた会見を急遽昨日にしたとも考えられますが。 ところで、明日発売の新潮はこのような新ネタを用意しています。週刊新潮 9月6日号賭けゴルフの「口止め工作」! 驚愕の「ハレンチ写真」!これでも民主党は「さくらパパ」をかばえるの? 民主党としては問題の沈静化に努めたいのでしょうが、 昨日の会見や週刊新潮の新ネタによって、また、他の週刊誌も後追いで別のネタを出してくる可能性も有り得るので、沈静化どころか火に油を注ぐ結果となり、学歴詐称の古賀氏や偽メールの永田氏のようにメディアを騒がせる、民主党の新たな爆弾男となるかもしれません。ゴーヤ大好き。