先日、7人目のお子さんが生まれた橋下徹弁護士のブログに、光市母子殺害事件弁護団緊急報告集会のことが書かれていたので、ご紹介します。『Lawyer’s EYE』2007年8月7日光市母子殺害事件弁護団緊急報告集会出席報告(1)先々週の『たかじんのそこまで言って委員会』で、この弁護士だけしか参加できない報告集会が行われることを述べつつも、「集会に興味があっても6日は別の仕事があって行けない。」なんて言ってましたが、宮崎哲弥さんをはじめとするほかのパネラーから、さんざん行くべきだと促されたので、泣く泣く(?)仕事をキャンセルして参加したようですが、集会の予定調和な内容に相当頭に来たのでしょうか、かなりボロカスに書いています。しかし、こう同じ考えの同志が集まって集会するのって、ネットのオフ会となんら変りませんよね。>法律オタクのお坊ちゃん弁護士が、>この弁護団に対して懲戒請求をすることが、>逆に違法になるなんてヌカシているけど、心配御無用。なんだ、懲戒請求に関して書いた日記は消さなくても良かったかも。まぁ、紀藤正樹弁護士に目を付けられていますし、こちら参照。あの弁護士連中に脅迫文が多く届いたことについては、私としては望まない事態だったので、懲戒請求そのものの存在を否定する弁護士に疑問を感じつつも、該当の日記は削除しましたけど。こちら参照。 ところで、橋下弁護士はカッコイイですね。普通なら集団化した閉塞的な団体に属すると、いつか団体の上のクラスに就きたいという出世欲のためや、また目立ちすぎた結果、集団の中で爪弾き(孤立)することを恐れて、その中で波風を立てないように群れの中に属しがちになるものですが、そう言った閉塞的な団体の中に所属しながらも、躊躇することなく、おかしいものはおかしいと苦言を呈するこの姿勢は尊敬に値します。橋下弁護士のような存在が増えれば、弁護士会や日弁連も自浄作用が生まれるのでしょうが、懲戒請求を行った人を営業妨害だのと徒党を組んで脅すような行為を平然と記者会見や同じ考えの群れの中で完結する集会で行っているようでは、しょせん無理な話です。これまでにもこんな感じに馴れ合っていたからこそ、外部に対する意識が希薄している閉鎖的な組織になってしまっているとも言えるのかもしれませんが。