不二家、TBSの「賞味期限切れチョコ再出荷」に反論不二家のずさんな衛生管理を巡る報道で、TBSの朝の情報番組「みのもんたの朝ズバッ!」が伝えた内容に一部事実と異なる点があったとして、不二家側がTBSに対し、調査を求める文書を送付していたことが28日分かった。 不祥事の原因究明のために不二家が設置した「信頼回復対策会議」(議長=郷原信郎・桐蔭横浜大法科大学院教授)が明らかにした。 問題となっているのは今年1月22日の放送内容。同会議によると、番組では、平塚工場の元従業員と名乗る女性の証言を交え、賞味期限が切れたチョコレートを小売店から回収し、溶かして製造し直し、再出荷していたとの疑惑を報じた。 この報道に対し、不二家側は、「溶かしたのは、製造工程で形が崩れたチョコレートで、賞味期限切れの商品を再利用した事実はない」と主張。TBSの取材に対しても同様の説明をしたが、聞き入れられなかったとしている。 (読売新聞 3月28日13時59分)『朝ズバ、事実と違う』 不祥事報道 不二家の社外会議指摘TBSの人気番組「みのもんたの朝ズバッ!」が一月に不二家の不祥事として報じた内容に「事実と異なる部分がある」と、不二家が社外に設置した「信頼回復対策会議」が指摘していることが、二十八日分かった。総務省は調査に乗り出す方向だ。TBS広報部は「事実関係を調査中で、詳細については答えられない」と話している。 問題となっているのは、同番組が一月二十二日に放送した特集。不二家の元従業員とされる女性が顔を映さずに登場し、神奈川県・平塚工場で日常的に賞味期限切れのチョコレートを回収し、不正使用していると証言。包装を外して溶かし、牛乳を混ぜ、新品として再出荷する作業をイラストを使って説明した。 だが信頼回復対策会議などの調査によると、平塚工場にはチョコレートを回収するシステムはなく、イラストで描かれた牛乳混入のプラントも実在しなかった。 同会議がTBSの担当者に説明を求めたところ、牛乳の混入は事実ではなく、イラストも「視聴者に分かりやすくするため」と釈明したという。 同会議は、こうした経緯について、三十日に公表する一連の不二家問題の調査報告書に盛り込む予定。(東京新聞 3月28日)-----------------------------(引用終了)----------------------------不二家の不祥事は、到底擁護できるような事ではありませんが、裏取りもせずに報道してしまって良いわけではありません。批判の矢面に立っている話題であれば、鮮度が落ちないうちに些細なことでもいいから他社よりも先にスクープして、叩いておけという空気があるから、裏も取らずに報道してしまうのでしょう。最近の報道は先走りすぎ・煽り過ぎ・叩き過ぎではないでしょうか。限られた観覧者しかいない個人のブログではなく、大多数が目にする報道番組なのですから、せめて裏取りしてから報道するべきなのではないでしょうか。予想されうるTBSの今後の対応(言い訳)ですが、元従業員女性の狂言でTBSは元従業員に騙された被害者と開き直りを見せるかもしれませんが、例え内部告発者が嘘をついてたとしても、TBSが怪しい証言に対して、検証もせずに、不二家側の言い分も聞き入れずに放送したことは事実なので、悪質なことには変わりがありません。オウム真理教による坂本弁護士一家殺人事件の間接的幇助からこの局は、「再発防止に努めます」なんてコメントを出すわりには、ぜんぜん懲りずにいて、捏造報道を年に何度も繰り返してしまうわけですが、(特にここ1、2年は酷すぎる。)『あるある大辞典』の捏造問題で関西テレビは民放連を除名されたのに、なぜ何度も繰り返すTBSが除名されないのかが分かりません。↓エンピツ投票ボタンです。 押してくださると日記を書く励みになります。エンピツ時事/社会ランキング エンピツ総合投票ランキングMyエンピツ追加