昨夜NHK BS-2で『夜更かしライブ缶 筋肉少女帯 復活LIVE』が放送されていました。 昨年末に中野サンプラザで行われた8年ぶりの復活ライブの映像です。いや〜筋少はやっぱいいわ〜。メンバーが40歳を越えて肌の質感が衰えているとか、内田さんがストレートヘアになっていたところとか、ドラムの太田さんが居ないところ以外は、メンバーの演奏技術は昔と変らず最高レベルで、それと反比例する大槻ケンヂさんの歌唱力は、最低レベルだけど、でもなんだかクセになるところも昔と変らずで、8年の月日(ブランク)をまったく感じさせることなく、どの曲もイントロから、燃えに燃えましたね。あれで太田さんが参加していたら、もう完璧でしたよ。90分番組の内、30分ぐらいがトークだったらどうしようとか思っていたのですが、それはまったくの杞憂に終わったほどライヴ映像がタップリで、3月発売のDVDを買わなくていいんじゃないのってぐらいに楽しめました(笑)「バッキー、バッキー、ドルバッキー」とか、「ダ〜メ、ダメダメダメ人間、ダーメ人間、にんげ〜ん」「戦え!何を!?人生を!!」とか会場のオーディエンスと同じように、声に出しながら(深夜だから小声だけど。)聴いてました。最前列で、ずっとヘドバンしてたロングヘアーのお姉さんすごかったなぁ。年末なのでその年一年分のストレスを発散させているようでしたが、傍から見ていて、首を痛めないかと心配になってきますよ。やはり、ああいうライヴには行けそうにもありません。約2時間もの間、飛び跳ねてられないし。 実を言えば、ハードロックやパンクやヘヴィメタのようなジャンルの音楽は、どちらかと言えば好きではないので自ら進んで聴くことは無いのですが、(ハードロックやパンクやヘヴィメタ好きな人ごめんなさい。)不思議と筋少だけは聴けてしまうんですよね。私の好きな作家である江戸川乱歩さんや寺山修司さんやJ・A・シーザーからの影響を受けている幻想的でおどろ怪奇な詩と、この世の全てを悲観した自虐的なオーケンの描く詞が好きだから?それとも、メンバーの演奏が完璧だから?なんだかよく分かりませんが、筋少だけは好きです。 番組内のインタビューでオーケンが、「バンドの解散とレスラーの引退を信じちゃいけない」と言っていましたが、なるほどなぁと思いました。ファンから「もう一度」と望む声がいつまでも続くことと、また、やっている本人にとって趣味を越えた、それは人生の中で無くてはならないものであって、もう一度あのスポットライトの下に立ちたいという願望が存在すれば、完全に解散や引退をしてその世界から退くということは難しいものなのでしょう。いつか、「たま」も1年限りでも良いから復活して欲しいものです。イワンのばか踊るダメ人間暴いておやりよドルバッキー ↓エンピツ投票ボタンです。 押してくださると日記を書く励みになります。エンピツ時事/社会ランキング エンピツ総合投票ランキングMyエンピツ追加