ひこにゃん人気沸騰! でも肝心の「彦根城400年祭」は…彦根市で3月21日に開幕する「国宝・彦根城築城400年祭」のPRに奔走する実行委員会(彦根市などで構成)のメンバーらが複雑な表情を浮かべている。マスコットキャラクター「ひこにゃん」が全国区の人気となる一方で、祭り自体は知名度が上がらず、今ひとつ盛り上がりに欠けるためだ。このままでは本番も、PRイベントやグッズで“売れっ子”のひこにゃんの人気頼みとなりそうだ。 ひこにゃんは、彦根藩2代藩主、井伊直孝を落雷から救ったと伝えられる猫がモデル。2本の角が付いた勇壮な赤いかぶとをかぶるものの、小柄な丸い体形でとぼけた表情をしており、アンバランスでかわいいと人気だ。 東京や京阪神でひこにゃんが登場する同祭PRイベントには、親子連れや若い女性が大勢つめかけ、毎回大盛況。今年2月に東京のデパートで開かれたイベントでは、ひこにゃんの登場が5分遅れたところ、デパートに数十件の問い合わせの電話があったという。 グッズの売れ行きも好調だ。彦根キャッスルホテル(同市)が昨年秋から売り出したひこにゃんの携帯電話ストラップは、販売開始直後から売り切れるほどの人気。グッズが牽引(けんいん)役になり、同ホテルの土産物コーナーは前年比で毎月約2割増の売り上げが続いている。 また、サンライズ出版(同市)が昨年末に出した「ひこにゃん絵本」は、約1カ月で初版3000部を完売。1月下旬に増刷した2版も、全国から問い合わせや注文が相次いでいる。同社では年内に計1万部以上の売り上げを見込んでおり、続編やシリーズ化も検討している。 しかし、同祭の盛り上がりは今ひとつ。市民からも「400年祭って何をするの」、「注目イベントを知人に聞かれても答えられなかった」との声が聞かれるほどだ。 同ホテルでは3月以降の宿泊予約がほぼ例年並みといい、「400年祭については、旅行業者から問い合わせがあるくらい。盛り上がるのは開幕してからでしょう」と話す。 一方、同祭の公式HPへのアクセス数は開設当初の昨年6月が約3200件だったのが、12月は約2万1900件、今年1月は約4万7200件と急増している。しかし、同委はその理由を、ひこにゃんが相次いでマスコミに取り上げられた影響と分析、同祭への関心が高まったとは見ていない。 ひこにゃん人気だけが突出した格好だが、同委は「ひこにゃん目的でも、彦根に来れば彦根城にも登ってもらえるはず」と期待。開幕まで残り約40日。同祭の成否は、とぼけた表情のひこにゃんに掛かっているようだ。(産経新聞 2007/02/19 10:35)-----------------------------(引用終了)----------------------------「ひこにゃん」可愛いなぁ。(* ´∀`*)400th BLOG 実行委員会事務局日誌実行委員会ブログで見られる、400年祭りをアピールするべく全国行脚しているモチ…じゃなかった、ひこにゃんの緊張感の無い活躍(?)ぶりに、なんとも言えず癒されてしまいます。(DKさんの文章もイイ!)いつか神戸にもアピールに来てほしいものです。 彦根では、ひこにゃんグッズが各種発売されていますが、ぬいぐるみやフィギュアはそれはそれで可愛いとは思うのですが、着ぐるみのあの独特の顔のバランスが再現できていれば完璧だっただけに、ちょっと残念な感じもします。400年祭が終わった後も、なんとか続けて彦根のマスコットとして活躍していただいて、ぜひともテレビ東京系『TVチャンピオン』の「第2回ゆるキャラ王選手権」に出場してほしいなぁ。参考リンク:国宝・彦根城築城400年祭:イベントやひこにゃん情報ひこにゃん The Movie↓エンピツ投票ボタンです。 押してくださると日記を書く励みになります。エンピツ時事/社会ランキング エンピツ総合投票ランキングMyエンピツ追加