今日は、クリスマスということで、お堅い時事ネタは無しにして、ヴォーカリスト鈴木重子さんのエッセイと歌をご紹介します。鈴木重子エッセイ集『天使のいる星で』より迷ったときに人生に道がいくつかあって、どれを行こうかと迷ったとき、私は、どれもみんな○だと思うことにしています。どれかひとつが正しくて、ほかのぜんぶを間違い!と思っていると、ハムレットのようになって、問題じたいに、はまってしまうからです。こっちの道を行けばこんな楽しさが、あちらを行けばあんな幸せがある。と思って、レストランでメニューを決めるときのようにわくわくしていれば、自然と心がかるくなって、自分に向いた道が選べると思うのです。立っている場所から前、うしろ、右、左へ、360度、どこへでも進める、その、自由さ。それでも、変なものを選ぶかもしれない?と、心配になるときには、こころに、こう言いきかせます。どれがよくて、どれが変だと、どうして決められるのでしょう。だれが、決めるのでしょう。それよりも、ずっとずっと大切なのは、自分の来た道を、受け入れること。自分の行く道を、よく見ること。人生には、毎瞬毎瞬、無限の選択肢があって、気が遠くなるような無限の無限乗の道から、たったひとつを選んで、ここにいる、私。どうして、愛しくないわけがあるでしょう。いまいるところが、私のいるところ。私の、愛するところ。Amazon:天使のいる星で 鈴木重子鈴木重子関連リンク:NPO PLANT A TREE PLANT LOVE※アカペラで「ふるさと」を唄っています。3分35秒辺りから。HAND IN HAND※詩の朗読と歌「地球(ほし)にかえろう」読売新聞 大手小町:インタビュー鈴木重子 一緒で安心「私の場所」幼いころから歌うことは大好きだったが、それを職業にできるとは思いもしなかった。高校時代、軽音楽部でベースを弾きつつ、勉強もまじめにしていたら、東大に合格してしまった。バンド活動や歌の勉強は「趣味」として続けながら、弁護士を目指したが、法律の勉強はつらいだけで興味を見いだせなかった。 大学卒業後も2年ほど、司法試験の勉強を続けたが、「最後のころは、朝起きて、住んでいたマンション9階の窓を開けたら、ああ、ここから飛び降りれば、もう勉強しなくて済む……と考えるくらい追い込まれていました」。 そのころ、アルバイトにジャズクラブで歌い始めた。月1回だったが、評判を呼んで次第に増え、3日に1回に。歌っている時と、歌の準備をしている時は幸せだった。ある日、ふと気づいた。「将来の幸せのために、今の苦しみに耐えていたけれど、今、幸せと感じることを30年続けていけば、30年後も幸せに決まっているじゃない」読売新聞 ジョブサーチ:「今」を作った、幼少時の体験東京大学 UT-Life :鈴木重子インタビュー 自分らしい生き方を↓エンピツ投票ボタンです。 今日の日記は良かった思った方は押してくださると嬉しいです。エンピツ時事/社会ランキング エンピツ総合投票ランキングMyエンピツ追加