国旗国歌で「不起訴は相当」議決 「公務員の職務遂行を」と検察審査会卒業式などの学校式典で教職員に国旗掲揚時の起立と国歌斉唱を求めた東京都教委の通達などをめぐり、一部の教職員が石原慎太郎都知事らを脅迫と公務員職権乱用罪で告訴・告発し、東京地検が不起訴とした処分について、東京第1検察審査会は「不起訴は相当」と議決した。都教委の通達を「裁量権の逸脱はなく適法」と判断した上で、「公務員であるのだから職務命令に従う立場にあるのは明らか。一般社会ならより厳しい処分を受ける可能性もある」と、異例の指摘をした。 検察審査会の議決に法的な拘束力はないが、一般国民が不起訴事件を審査する機関の判断だけに、注目を集めそうだ。 議決によると、同審査会は通達を「法令に基づいて行われた職務行為であり、裁量権の逸脱もない」と判断し、不起訴は相当と結論付けた。 また、同審査会は都教委通達について、「多少強引さも感じられ、(一部教職員が)強制されたと感じたことも理解できる」とした。しかし、「教職員は公務員であり、明白に違法といえない限り職務命令に従う立場にあるのは明らか。思想良心の自由を侵す行為と主張するのは、公務員の立場を忘れたもの」と申立人の一部教職員を非難した。 その上で、都教委と一部教職員に「公務員は全体の奉仕者。おごることなく謙虚な気持ちで、職務遂行に全力を挙げてもらいたい」と安定した学校教育の確立を求めた。 国旗国歌をめぐっては、都職員らが都などを相手取った民事訴訟で、東京地裁が9月、「教職員への強制は違憲」とした判決を出し、都などが控訴している。 (産経新聞 12月22日8時0分)-----------------------------(引用終了)----------------------------こんな当たり前のことをわざわざ言わないといけないとは・・・。学校には入学式や卒業式という式典が有り、その式典のプログラムの中には、国旗掲揚と国歌斉唱があることも予め認知していながら、国家から給料を貰う公務員(教師)になり、自らの意思で、その式典の参加しているにも関わらず、式の進行に従わないというのは、たんなるワガママです。どのような職業であれ、その仕事の中に我慢する事が、一つや二つ存在するのは誰にでもあることです。自分の思想のために、生徒の最初や最後の晴れ舞台である式をぶち壊し、生徒への影響すら考えられないような人間が、教師なんかになるべきじゃありません。その式典に参加するかどうかの自由は保障されているので、参加したくなければ、式の日は休むか、もしくは、国に従いたくなければ公務員を辞めて、塾でも開いて自分の思想を垂れ流すか、教育を変えたいのなら教師じゃなくて政治家になればいいのです。だいたい、フォーマルな場所というものは、儀礼・規律が重んじられるのは当たり前のことで、それが理解できないのは右左の思想に関わらず、社会常識の無い人間であり、その社会常識を理解できないのが日教組です。過去日記リンク:2006年09月22日(金) 日の丸と君が代が戦争をしたのか?↓エンピツ投票ボタンです。 今日の日記は良かった思った方は押してくださると嬉しいです。エンピツ時事/社会ランキング エンピツ総合投票ランキングMyエンピツ追加