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2005年12月20日(火) 杉浦法相は、やっぱ感覚がおかしい。

<耐震偽造>全国注視の捜査着手 関係者にいかに切り込むか

やっと、一斉家宅捜査が行われましたね。

時間が掛かるとは思いますが、警察及び検察の良識に期待したいです。




姉妹刺殺で22歳男を再逮捕 母殺害の感覚忘れられず

 大阪市浪速区のマンションで飲食店店員上原明日香さん(27)、
千妃路さん(19)姉妹が刺殺された事件で、浪速署捜査本部は19日、
強盗殺人容疑で、犯行を自供していた住所不定、無職山地悠紀夫容疑者(22)=
建造物侵入容疑で逮捕、処分保留=を再逮捕した。
 「姉妹と面識はなく、金を取る目的だった」と容疑を認める一方、
「母親を殺したときの感覚が忘れられず、人の血を見たくなった」とも供述。
捜査本部は快楽目的で姉妹を殺害した可能性があるとみて、
詳しい動機をさらに追及する。
 山地容疑者は2000年7月、山口市の自宅で母親=当時(50)=と口論になり、
金属バットで頭などを数回殴って殺害。
03年10月に中等少年院を仮退院していた。

姉妹刺殺容疑者、母殺害で逆送せず中等少年院送致に

 大阪市浪速区のマンションで11月、姉妹が刺殺され室内が放火された事件で、
山地悠紀夫容疑者(22)は16歳の時、
2人暮らしだった母親を金属バットで何度も殴りつけて殺害した。
 山口県警の調べに「母親が借金をし、使い道を尋ねても、
教えてくれず、カッとなった」と供述。交際を望んでいた
女性に母親が無言電話をかけたことも動機に挙げた。

 山口地検は2000年8月、「悪質な犯行」として、検察官送致(逆送)を求める
「刑事処分相当」の意見書を付け、山地容疑者を家裁送致した。
山口家裁は翌月の少年審判で、家庭環境なども考慮し、
「矯正は十分可能」と判断。逆送せず、中等少年院送致の保護処分を決めた。

 少年審判で付添人を務めた内山新吾弁護士(山口県弁護士会)はその約3年後、
岡山少年院で仮退院直前の山地容疑者と面会した時、
「罪を本当に悔い改めるまでは至っていなかったようだ」と感じた。
「当時はやむを得なかった」と自らの行為を正当化する言動も見られたという。
ただ、家裁決定が当時としては最善の処遇方法だったとの考えは変わらない、としている。

「たまたま目についた」 浪速姉妹殺害

 姉妹の父親の和男さん(56)は二十日、取材に、
「心を病んだ人間を司法が甘やかして外へ出し、悲しい思いをする人が生み出される。
そういうことをなくす世の中にしたい」と話した。

----------------------------(引用終了)----------------------------

「母親を殺したときの感覚が忘れられず、人の血を見たくなった」

本心で言っているのか、キチガイのふりをして厳罰を逃れようとしているのか

現時点では定かではありませんが、

(憲法改正するときは、39条も無くしてほしいね。)

どちらにせよ、矯正可能だと判断して世に送り出した結果として、

罪も無い2人の女性が殺されてしまったのは事実なわけで・・・。

更正の可能性を訴えて刑罰の軽減を求めるのはいいとして、

その被告(少年であれ大人であれ)が再犯をしたら、

更生教育の手法と、教育完了の判断を誤ったことも

再犯に繋がったと言ってしまっても過言ではないのですから、

弁護士や裁判官などに対して、

資格停止等のペナルティを与えられるようにすればいいのに。

矯正可能の判断した人も責任を取る制度にすれば、

もっと慎重に判断を下すようになりますよ。


大阪姉妹殺害:少年院退院者の就労支援を検討 杉浦法相

 杉浦正健法相は20日の閣議後会見で、少年院退院者に対する
就労支援策の強化を検討することを明らかにした。
大阪市の姉妹殺害事件で中等少年院を退院した男が逮捕されたことに関し、
杉浦法相は「定職がなかったことが一つの原因ではないか。
再非行や再犯をする子の大半は職がない。
国や地方自治体が何らかの形で働き場所を確保できるよう知恵を絞りたい」と述べた。
 04年の少年院退院者の就職決定率は男子32%、女子5%。
95年の男子51%、女子10%と比べると大幅に低下しており、
再犯防止のために就労先を確保することが課題になっている。

--------------------------(引用終了)--------------------------------

少年院にまで入るようなガキって、

楽して金儲けようと引ったくりしたりオヤジ狩りしたりするような奴とか、

他にも親からまともな発達教育を受けてなくて、

普通の子供が成長段階で身につく、想像力や忍耐力といった

情操教育などが育まれていなく短絡的に暴力行為に至った奴とかばかりでしょ、

更生教育で性格が大人しくなる人も居ますが、

中には、今回の姉妹殺しの加害者のように性格が直ってない人も居て、

たとえ職についたとしても、多少のいやなことを我慢する能力や、

先を見通す想像力が欠けて、何かをきっかけにカッとなって

短絡的行動に走る可能性だって無いとは言い切れませんし、

コツコツ働いてもあまり稼げないのなら、

昔のように犯罪でお金を稼ぐ方が楽だと再犯に走る可能性もあり、

職にさえつければ再犯しなくなると安易には断言できないでしょう。

少年に限らず、大人でも仕事が見つからず自暴自棄となり

「刑務所の生活の方が楽でイイや」と再犯を犯す人間もいっぱいますが、

定職が無いのが再犯の原因ではなくて、

自分がしでかした罪により定職につけないというのも

その人が職につけない原因の一つにあると思われます。

就職難と言われるこの御時世に、

ただでさえ、まっとうに生きてる人でさえ職が見つかりにくいというのに。

また、こういった事件が起きる度に、原因は○○だと結論付けようとしますが、

無限に原因を探り出せばなんだって原因になりえます。

ただ、そんな原因探しに事件解決や今後の犯罪防止の効果はありません。

むしろ原因を自分の外に求めているだけでは、

更生する(した)とは言えないのではないでしょうか。

働いていても犯罪を犯す人は居るし、働いてなくても犯罪を犯さない人は居ます。

基本的には全て自分の責任で、

原因は自分の中にあると本人も自覚し周りもそう認識する必要があるのではないでしょうか。

その上でなければ真摯に罪を自覚し反省することなど出来るわけがありません。

深く考えなくて済むし楽だからと何かに原因を押し付け、

それで思考停止して終るだけなら、

それこそ、「更正させるとはどういうことなのか」

「罪を償うというのはどういうことなのか」という

一番大事な意味を見失ってしまい、加害者の為にもならない思うのですが。




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名塚元哉 |←ホームページ