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2004年06月03日(木) 加害女児「普通の生活がしたい」 人の命を奪っておいてずうずうしいにもほどがある。

金正日総書記を「独裁者」、首相が衆院委で2回

誰が見ても、「独裁者」でしょ。

まぁ、「金豚」と言わないだけマシか(笑)

ネットに小6女児の加害者?氏名、法務局が削除要請

> 佐世保市で小6女児が首を切られ死亡した事件で、補導された
>同級生の女児(11)だとする氏名や顔写真がインターネットの掲示板に掲載され、
>長崎地方法務局は2日、「重大な人権侵害」として掲示板の管理者に削除を要請した。

>昨年7月に長崎市で起きた男児誘拐殺人事件では、ネット上の掲示板に、
>補導された男子中学生だとする氏名や住所、学校名などの書き込みが
>約1200件に上ったほか、神戸連続児童殺傷事件(1997年)の
>加害者男性が仮退院した今年3月にも、男性の氏名や顔写真とする情報が掲載され、
>法務局が掲示板の開設者らに削除を求めた。

> 法務省は今年4月、ネット上の悪質な人権侵犯事件に対応するため、
>各地の法務局の調査手順などを簡素化し、迅速な救済ができるよう制度を見直したが、
>重大な少年事件のたびに加害少年らの顔写真などがネット上に流れ、
>同省も「抜本的な対策がない」と頭を痛めている。

こればかりは、仕方ないですね。

昨日も書いたように、凶悪な少年犯罪が起こり、

その加害者の情報を隠せば隠すほど、

知りたいと思う人も出てくるのは当然ですから、

ネットで、加害者本人かまたは別人の写真が出回らなくなる

解決方法はただ一つ、警察なりマスコミが名前と顔を公表するだけでしょう。

実際にはそれが無理なんだから、

誰しもがネットで情報を発信、受信できる今の世の中じゃ、

完全に犯罪者の情報を秘密にするのは諦めるしかないね。

それに、法務局の人って、誰でも見れる2ちゃんの削除依頼板で削除要請していますが、

「○○にある××を削除しろ」と命令しているのは、

それが本人であっても、まったくの別人であっても写真や名前が其処にあると

世間に広めるだけだから、別のやり方を考えれば良いのに、

あの方法では、人権を守るという意識は有れど、思いだけが先走っている感じです。

毎度、同じことの繰り返しで学習能力がなさすぎますよ。

小6同級生殺害:「4日前に殺すつもりだった」と供述

>関係者によると事件の10日ほど前、女児が髪を切っており、
>髪形などについて、インターネットの掲示板に書き込みがあったという。
>県警の調べに女児は「仲良しだったけど、インターネットの掲示板に
>(怜美さんに)嫌なことを何度か書き込まれ、腹が立った。殺すつもりだった」と供述。
>実際に事件が起きた1日の4日前にも殺害を実行しようとしていたとみられる。
>また女児が自分のホームページ(HP)に
>同級生への激しい憤りなどをつづっていたことも分かった。

> <うぜークラス つーか私のいるクラスうざってー>。
>女児は昨年12月、自分のHPに気持ちをぶつけている。

>同級生たちをののしる言葉がさらに並ぶ。

> <下品な愚民や>

> <喧嘩(けんか)売ってきて買ったら「ごめん」とか言って謝るヘタレ(根性なし)や>

> <高慢でジコマン(自己満足)なデブス(デブでブス)や>

> 女児は今年5月、HPで物語も書いている。
>題名は「BATTLE ROYALEー囁(ささや)きー」。
>残虐シーンが社会問題化した映画「バトル・ロワイアル」になぞらえ、
>同じクラスの中学生同士が、ただ一人の生き残りをかけて殺し合う。

> 登場人物は男子18人、女子20人。
>1学級しかない大久保小の6年生と構成は全く同じだ。
>物語は一人の女子生徒だけが生き残ったところで終わる。女児はこう記している。
> <私は……殺し合い、なんて、人を奪うことは許されないので
>殺し合いなんてしません(何きれいごと吐いてるんだ)>

『サイバッチ』や2ちゃんねらでさえ、まだホームページを発見できずにいるのに、

警察はマスコミにだけ情報を漏らすのか。

この記事を読むと、加害女児が自分のホームページに書き込んだ内容は、

クラスメイトを相当見下していますね。

自分もサイトの日記にデブスとか友達のことを書いていながら、

「チャットで容姿について嫌なことを書かれたので、殺そうと思った。」

なんて矛盾しちゃいませんか。

救急隊員が「えぐれていました(首)」と言っていましたし、

4日前にも殺そうとしていた、確実に死なせる気でいたという、

ずっと憎しみの気持ちを引きずり自己制御がまったくできない異常な

暴力傾向について考えてみれば、

ただ単に、チャットが引き金になっただけで、遅かれ早かれこの加害女児は、

怒りを制御できずに、このような行動を起こしていたんじゃないでしょうか。


こういう事件があると、その事件を犯した子供の生活状況や趣味から、

適当に家庭環境が悪いとかマンガが悪いとかゲームが悪いなどと、

とりあえず原因になりそうなものを見つけだし、

理由付けにしてそこで思考停止になって議論は終わり、

次は、必ず「少年法」の話になるのですが、

善悪の判断がつこうがつくまいが、未成年で判断力が未熟だろうが

何だろうが「人を殺めたという事実」は変わりません。

まして未成年に関しては未熟だからこそ自分が何をしたのか

ハッキリ解らせてあげる必要があるのではないでしょうか。

行動には必ず状況と結果と責任があります。

日本の少年法は、「状況」と「結果」だけを重視して

「責任」は軽視されているように感じられるのは僕だけでしょうか?

どんな理由にせよ行動にはハッキリと責任を負わせるのが

「法」のあるべき姿ではないのでしょうか。




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名塚元哉 |←ホームページ