書き込みでトラブル?補導女児「殺すつもりだった」>県警佐世保署に補導された同級生の女児(11)が動機について、>「インターネット上で、自分のことについて怜美さんが>書き込んだ内容が面白くなかった。>いすに座らせて切った。殺すつもりだった」>と供述していることが、2日わかった。脅すつもりでカッターをちらつかせたら、被害者の子がパニックになって取っ組み合いになって、勢いあまって首を切ったのかと思っていたら、最初から「殺すつもりだった。」とはね・・・。殺意とそれを実行することの間にはかなりの隔たりがあって、突発的ならまだしも計画的というのは異常です。子供が子供を殺すという点では酒鬼薔薇も同じかもしれないけど、彼の場合はネクロフィリアとカニバリズムも絡んでる天性のキチで、被害者に憎悪があったわけじゃないですからね。今回みたいに誰しも持ってる憎悪の感情で、子供でも簡単に人を殺す事を実行してしまう分、この事件の方が怖く感じます。「あいつ殺してやろうか」という憎しみの感情を持つ人は、案外多いのですが、思うだけで実行には移しません。殺そうと思って実行に移してしまうのは、やはり先天的な欠陥があるのでしょか。この手の事件が起これば、必ず「まだ子どもだから」なんて言うけど、他人の痛みを内在化するだけの経験がないだけで、狡猾さとか邪悪さとかは大人と変わらないのですから、個人的な考えを言えば、子どもだろうとなんだろうと殺人をした者には厳罰をくだすべきだと思います。すでに、2ちゃんとかじゃ、加害者と思われる女児の顔写真と名前が書き込まれているのを、あっちこっちにコピペして広まっているようですが、去年の長崎の児童殺傷事件のときにも書いたけど、ああいうのは止めておいたほうがいいんじゃないの。本当に本人の写真や名前かどうかは判らないんだし。隠されると余計に知りたいと思う人が出てくるのは心理学的に仕方ないとは思うのですが、マスコミが未成年の人権援護のために本物を公開できないそういう状況下の中では、憶測での情報や赤の他人の写真など嘘の情報が飛び交う危険性も当然考えられるわけで、もしも、正しい情報が提供されてる社会であれば、無関係の人の名前や顔写真などを晒す人や、情報を欲しがる人もまず現れないことでしょう。明日ぐらいから、法務省が削除要請を始めると思いますが、不特定多数が見る掲示板で、「○○の書き込みを削除してください。」と書き込むのは、逆に正解だと宣伝しているようなものだから、どの写真と名前が本物か判明してしまうんでしょうね。法務省ももうちょっと削除のやり方を考えればいいものの。あと、かなりの数の人が被害&加害者たちのホームページを探してるようだけど、まだ見つかってないようです。ホームページじゃなくて、チャットルームでの会話だということらしいので、レンタルのチャットルームから、被害&加害者たちが使ったモノを見つけ出すのは難しいと思います。またマスコミは、ネットがどうのこうのカッターがどうのこうのと騒ぐと思うけど、インターネットは禁止、刃物も禁止したところでどうなるというのでしょうか?子供の目の前から、それらの物を切り離すという事は、子供を信用していない証拠だし、大人が、何かことが起これば面倒だからと、面倒な物を排除して逃げているだけです。このぐらいの年齢だと、悪口の言い合いは日常茶飯事でした。言葉ならその場限りですが、ネットだと相手の顔が見えないぶん、何気なく書いたものでも、文字はニュアンスが伝わりにくいので、読み手の気分しだいで、キツイ表現になったり、冷たくもなったり、また、活字になりいつまでも残るので、その場所で攻撃されるというのは、文字通り人格否定されたようなものだから、まだ家と学校と塾の往復がほとんどの世界観の乏しい子供の場合は、偏った自我が拡張してしまうのではないでしょうか。もう小学生の時点でインターネットの扱い方とかを教えこんでいかないと、これからもこういう事件がでてくるのでしょうね。 ↑良かったら押して下さいまし。Myエンピツ追加