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もくじ過去未来

2004年04月16日(金) 20億もあればイラクの子供たくさん救えたな。

軽い行動、重い責任

> 「日本の街の声に我々は耳を傾けた」「友人たる日本の人々に、
>イラクにいる自衛隊を撤退させるよう日本政府に圧力をかけることを求める」

> 人質解放を予告した声明文で、武装グループは、
>何か所か、日本の政府と国民の分断を狙ってこんな言い方をしている。

> 1人の振る舞いが、回り回って1億人の命運を左右することさえ起こしかねない。
>今回の事件で、そのことを改めて実感する。(社会部長 楢崎 憲二)

4月16日付・編集手帳

>自分なりの目的があっての旅だと三人は言いたいだろう。
>正しいと信じる目的のためならば手段は常に正当化される――
>といった幼稚な理屈はテロリストと狂信者だけにとどめておきたいものである


昨晩、3人解放の知らせと映像が放送されたわけですが、

昨日の日記を書いているときは、放送された映像は、

まだ解放された3人の表情だけでした。

その後の映像を見て非常に胸糞悪くなってしまった。

解放時の動画より(日テレ)
http://49.dip.jp/~up/up/img/49up34838.zip
高遠 「ここはどこなの?!」
郡山 「撮らないでくれる?俺もジャーナリストなんだけど!」
高遠 「ちょっともうやめて!」(カメラに対して)
イラク人「日本人がどんな人たちかを一生懸命説明しました」
郡山 「しらねぇよ、俺ら何度も説明しましたぁ!状況がぜんぜん見えません!」
高遠 「信じられない!」
今井 「わけわかんねーな、もう」
高遠 「やめて〜」(イラク人の話をさえぎる)
高遠 「なに?ここホントにバグダッド?」(ふてぶてしく)
郡山 「意外と近かったよね」
高遠 「(マスク)苦しかった〜死ぬかと思った!」
   「息苦しいよね〜」
高遠 「あー疲れた〜〜〜」

緊張から解きほぐされたからといって、この態度はなんだろうか?

解放を何度も呼びかけてくれた、聖職者を前にして座ったまま応対、

どんな国であれ、握手をする時は立って握手するのが礼儀だというのに、

座ったまま握手をしようとした白目が多く怖い今井くん、

ずぼらな態度で、飴をなめながら、聖職者に挨拶する高遠さん、

握手する際、左手にタバコを持ったまま、

聖職者に指摘されるが、しばらく手からタバコを放さず、

再び注意されてようやく灰皿にタバコを置いた郡山さん。

高遠さんはイラクでの活動歴があるにもかかわらず、

聖職者に対してああいう無礼な態度をとった事に正直おどろきました。

「目配り、気配り、思いやり」の常識的な行動は普段から身についていれば、

どんな時であれ、とっさに出てくるものです。

それが、出来ないという事は根本的に常識がなさすぎるのです。

先日、この日記で「3バカトリオ」と呼ぶのは酷いなんて事を書いたけど、

前言撤回、3人はホントに恩知らずで礼儀知らずで常識知らずのバカです。

まぁ、常識のなさは親兄弟を見ていれば充分分かりきったことなのですが。

また、うちの母親が解放に喜ぶ家族のインタビューなどを見て、

「全世界の皆様では無く、まずは政府にお礼を言うべきじゃないの?

表面的には何もしてなさそうに見えても、裏では必死だったんだから。

そりゃ、無事に助かって嬉しいだろうけど、まだ2人が行方不明だというのに、

その家族の気持ちを考えたり励ましの言葉が一言も言えないようじゃ、

平和だ人助けだと連呼しようが、うわべだけのもので、

所詮は人の目を気にして評価されようと必死になっているだけの

次元の低い人間なんだね。」とポツリともらした。

確かに、あの家族達(郡山家を除く)は北朝鮮拉致家族を見習って欲しいな。

見ている人の多くは、家族(郡山家を除く)のあの態度に怒り心頭の様子で、

不幸な目にあいながら、無事に助かったとはいえ、

心から喜んでいるのは、家族とサヨクプロ市民だけで、

(表明的には喜んでいるサヨクプロ市民も本音は死んでくれたほうが、

イデオロギー達成のために良かったのだろうけど。)

あれほど、素直に祝福されない3人と家族(郡山家を除く)も珍しいのではないか。

まぁ、これで、死なれたりしたら、ますます日本のブサヨが付け上がるから、

ホント、助かってよかったよ。砂糖に群がるアリのごとく3人を利用して、

イデオロギーを達成しようとしていたあいつらほど鬱陶しいものはないからね。

日本人3人を解放 アルジャジーラに元気な姿

>犯人グループは解放の際、人質の名前と解放理由を書いた紙を置いていった。
>それによると
>(1)イスラム指導者の解放要求に応じる
>(2)日本の一般市民の態度が自衛隊のイラク派遣に反対するものだった
>(3)日本人のデモの中に「アラー(神)」と書いた横断幕を持っている者がいた
>−−の3点を解放理由にしたという。

解放した側は、日本政府じゃなく、デモした日本国民に連帯して解放したんだとか、

横断幕の一つ一つまで何が書いてあるのか調べてるなんて、なんかヘンだぞ。

“反省なし”に小泉キレた「自覚ない」  閣僚からも次々苦言

解放されたあとの3人のコメントは、

「イラクに残りたい、悪いのは自衛隊派遣だ。」だってさ。
http://www.geocities.jp/optimizer889/1082076670.wmv

(テレ朝の『スーパーモーニング』での発言。)

自分達はイラクのために働いているから、

それが評価されたんだとか思い上がらないでほしい。

プロ市民は、「政府は何もしていない、解放は私達のおかげ」などと

連呼しているが、勘違いも甚だしいと言いたい。

政府と外務省は色んなルートを使って、コンタクトを取っていたし、

アメリカ、スウェーデン、スイスなどの政府にまで連絡をとり、

結束して聖職者協会に協力を求めるように奔走したのです。

小泉首相が言っていたように、救出のために、

どれだけの人達が寝食を忘れて懸命に努力したと思っているのでしょうか。

どれでけ多くの人に迷惑と心配をかけたことも理解せず、

「まだ残りたい」という発言に、自分が散々叩かれても他人に

文句は言わない小泉首相が、めずらしく怒るとは、

やっぱり今回はよっぽど腹に据えかねたのでしょう。

家族(郡山家を除く)もそうだったけど、自分達がどれだけ

日本、イラクのみならず世界中に迷惑をかけているか分かってない。

人質になっていた間の大騒ぎを知らないからといっても、

もう少し状況を読む判断力はないのでしょうか。

まさに、「馬鹿は死んでも直らない」 「馬鹿につける薬なしと」はよく言ったものです。

こりゃ、帰国してからの会見や家族揃ってのTV出演を見て

しばらくの間は、日本中が不快な気分になる日々が続きそうです。

「人質解放の費用公表を」 政府・与党に自己責任問う声
渡航禁止の法制化検討も 与党

>民間人のイラク入りを抑制する狙いから
>「今回の救出にかかった総経費を公表すべきだ」との声も上がり、
>公明党の冬柴鉄三幹事長は人質本人や家族の経費負担にも言及した。

理不尽にも北朝鮮に拉致された人を救うことなら

渡航費用などに税金を使ってもらっても構わない、

だけど、最低限の安全に気を配らずにボランティアに行く人や、

戦争の悲惨さを伝えたいなんて表向きには奇麗事を言いながら、

行方不明の2人 人間の盾団の裏側1

>そりゃ楽しいよ。楽しくてたまらんね。
>ジャーナリストとして登録している人たちはほとんど立ち入ることの許されない
>バグダッド南方ドーラ戦線で、毎日、こんなことやってたんだからさッ。
>昨夜、シャワーを浴びてて空爆シーンを逃した安田純平くん。

「今はイラクで稼げる」勧告後も続々と入国

実は、こんな感じで、お金儲けのために危険な場所にノコノコと出かけていった奴らの

救出にかかった費用は構わずに公表して欲しい。

そして、これから危険地帯に行く人には一筆書かせろ。

「自分の身にトラブルが起きても責任は自分にある」と。

それなら好きなことをさせても良かろう。




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名塚元哉 |←ホームページ