イラクで日本人の人質3人が解放された=アルジャジーラ日記を書いてる途中で、解放されたとのニュースがありました。NHKの映像を見ると、3人とも元気そうで安心しました。それにしても、緊張から解放されたというような感じはしないので、テロリストと自衛隊批判、アメリカ批判で盛り上がってたのかもね。3人が帰国して何と言うかいろんな意味で楽しみです。そして3人は、日本に帰ってきてから同情よりもバッシングの酷さにショックが大きいだろうな。お騒がせの3人は解放されましたが、昨日、誘拐された残りの2人が心配です。◆人質事件でヨルダン政府は、対日債務2000億円免除を要求>ヨルダン政府が13日、日本に対し債務免除を要請したことが明らかになった。も、もしや、債務免除で解放された?◆イラク日本人人質:家族、外国特派員協会で会見 救出訴え>ファンナウセンブルグさんは「世界を救おうという理念は尊敬するが、>3人の行動が世界に平和をもたらすとは思えない」と指摘した。>米サンフランシスコ・クロニクル紙の牧野キャサリンさん(40)は>「私もイラクで取材したいが、今のイラクは世界一の地獄。私だったら行かない」と、>3人の行動に懐疑的だった。奇麗事しか言わない日本のマスコミと違って、本音をぶつける海外のマスコミを相手にすれば、手厳しい意見が出てくることは目に見えているのに。>306名前:文責・名無しさん 投稿日:04/04/15 17:23 ID:80K4sW1J>女性セブン2004.4.29号より>吉田康彦大阪経済法科大学教授(国際関係論)はこう話す。>「アメリカ・イギリス・ドイツなどでは、ボランティアやジャーナリストが>危険地帯にはいろうとする場合、‘自分の身にトラブルが起きても責任は自>分にある‘という誓約書を在外公館に提出してからはいるシステムがあります。>ですから、各国政府は、‘自己責任で行った以上、身辺保護は政府の仕事では>ない‘という姿勢をとります。」北朝鮮マンセーの吉田教授もたまにはいいこと言うな〜(笑)日本政府もこれからはそういうふうに対応すればいいんじゃないかと。4月14日 イラク日本人人質家族記者会見(外国特派員協会)html化された会見全文のテキスト起こし。見やすい!◆自己責任論は「的外れ」 イラク人質事件で市民グループ反論>イラクの邦人人質事件で、外務省の退避勧告が出続けている“戦地”に、>あえて入った判断をめぐって「自己責任だ」との批判に対し>「明確な支援目的があった」と反発の声が上がり、論議を呼んでいる。イラク3邦人人質事件・県内2氏に聞く>数多くの青年海外協力隊を世界に送り出してきた経験から>「危険を承知で現地に向かった3人の行動は無謀で、一方的な感じがする。>自己の安全管理を怠ったため、多くの人に迷惑をかける結果にもなった」と指摘する。>NGO活動は安全が確保されて初めて成り立つ。>気持ちがあるからといって(現状のイラクで)護衛もつけずに>乗合タクシーで移動するなんて安易過ぎる」と3人の行動を厳しく非難。>「彼らの行為で『NGOの人間は皆無謀だ』とひとくくりにされてしまうのは残念。>解放された時点で、きちんとした謝罪を求めたい明確な支援目的があったとしても、混乱している国に行くからには、完璧とは言わないまでも、それなりの心構えがいるはずです。イラクに限らず、退避勧告が出ていない国であっても、海外旅行中に不測の事態でテロに巻き込まれる日本人は、これまでに存在しましたし、これからも存在するでしょう。しかし、そういう方々には、「自己責任で行ったのだから仕方ない」とは誰も言いませんし、それを、国の責任転換にする人もいないでしょう。目的が人助けという崇高な事であれ、それが自衛隊が派遣された場所に限らず、誘拐など事件に巻き込まれることはあるのです。特に、今回の場合は、渡航禁止勧告もありました。しかし、それでも人助けに行く人のほとんどは、国が行くのを止めろと言っても、家族が止めても行くでしょう。だからこそ、最大限、状況に気を配らなければならないのです。一番危険なルートを使ってまで、イラク入りせずに、しばらくの間は踏みとどまっていればいいものを、不測の事態に巻き込まれたことで、家族や、政府に限らず、他の国のボランティアや、この人たちが助けるイラクの子どもまで心配させ迷惑をかける事になるのです。3人が誘拐されたことを、これ幸いと便乗して騒いでいるサヨクの勘違いしているところは、人に迷惑をかけるような無謀な行為をしても、人助けなら良いと援護して、その無謀な行為により生じた結果を政府の責任にしているところです。「自己責任」と口にする方々のほとんどは、勝手に行ったのが悪いんだろ、と言ってるわけではありません。ボランティアであれ、取材であれ、行くことは本人の自由です。それを止める権利は第三者にはありません。しかし、自由には責任が伴います。政府が「危ないから行くな」といってるのに言ってる場所に行くからには、最低限の安全対策ぐらいは自分でするべき、現地で本当にヤバイと思った場合は無理に動かない、と多くの人は言ってるのです。そして、誘拐犯(テロリスト)以上に政府に責任ばかりを追及するあの家族に疑問を抱いたのです。今、自分の最愛の人を助けようと奔走してるのは誰なのか、家族は頭を冷やして考えるべきだったのです。最後に一つ。彼らを支援する市民団体は、批判や意見と、誹謗中傷や嫌がらせを同列に置いて語るのは何故なのでしょう?自分の意見と異なる意見は全て「罵声」なのでしょうか。「ほんとうの優しさを持つことのできる人は、しっかりとした心構えのある人だけだ。優しそうに見える人は、通常、弱さだけしか持っていない人だ。そしてその弱さは、わけもなく気むずかしさになり変わる。」箴言の大家、ラ・ロシュフコーの言葉。 ↑投票ボタンです。今日の日記が良ければ押して下さいまし。Myエンピツ追加