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2004年03月10日(水) この国は、重い犯罪を犯した人間ほど優遇される不思議な国ですね

神戸連続児童殺傷、加害者の元少年が仮退院
加害者の元少年仮退院「あのころの自分、幻のよう」

宮崎 勤も「夢の中でやったみたいだ」とか言ってたっけ。

首切って自宅に持ち帰ったり、その首を学校の校門に飾って、

警察やマスコミに挑戦状を叩きつけるような大それたことをしでかしたのに、

すべてが幻のようだなんて、本当に罪を償う気があるのかね?

首を切断している最中に射精してたような人間の

サディスティックな性癖は監視された施設だからこそ表に現れないわけで、

そんな施設で育っただけのたったの6年間で本当に直ってるのでしょうか?

精神医学の常識では、性的犯罪者の性格は変わらないというのが常識のはず。

だから、イギリスやアメリカのいくつかの州では、

一定以上の性的犯罪を犯した者については

地域社会に警告を発する意味で、刑期終了後に

氏名、顔写真、居住地を公表する制度があるくらいです。

人権にやかましいこれらの国でも

このような犯罪者を一生監視することに市民合意があるということです。

関係者談話 元少年仮退院

>元少年の母 談話

>今、長男は、不安と未知の世界に飛び出す勇気を持とうと懸命に頑張っています。

こちらは、猟奇殺人犯が世間に掘り出されることに多少なりとも不安を感じてますが。

>長男から「お父さんとお母さんの子どもでよかった。産んでくれてありがとう。
>お母さんを悲しませるようなことは二度としません。ごめんなさい」という
>手紙をもらったときは涙をボロボロ流しながら読みました。
>親としていちばんうれしい言葉でした。

子供を惨殺された親は、一人の人間の性的欲求のためだけに、

すべてをズタズタにされてしまい子供の成長を見守ることも出来ず、

二度と子供の声を聞くことも手紙を貰うことすらもできませんが、

加害者少年の両親のコメント読んでると、無責任な発言ばかりで、

この両親、事件に対する認識が、なさすぎる気がします。

「仮退院おめでとう!」みたいな感じで受け止めてるとしか思えない。

被害者側が悲しみの中からもがいてもがいて何かをつかんで

表現しているのに対し、母親の文章は

「警察につれていかれて」とか「えん罪」とか、

事件の時で時間が止まっているのはこの母親だろうと思う。

それに、自分たちはそばにいれるし見守れるからいいようなものの、

あまりにも不公平すぎるのは、殺した加害者少年は手厚い更正プランや

職業訓練を受けられて、別の名前や戸籍を与えられ、

就職先などの面倒まで見てくれるそうで、

両親も手厚く保護されマスコミの前にも現れないのですが、

被害者はマスコミの前で会見したりと何もかも晒されてしまう。

この日本では、被害者の気持ちを察することは置き去りにされたままなのです。

仮に、今後この少年がどこに住んでいるか世間にばれるようなことがあった場合、

本当に改心していたとしても、ほとんどの人は絶対にそんな目で見てはくれないでしょう。

その状況に少年は耐えることができるのかどうかは知りませんが、

自分が招いた結果なのだから、この少年には同情はしない。

また、凶悪な事件を犯すとは思いたくないのですが、

もし、再び似たような過ちを犯した場合、誰が責任を取ってくれるのでしょうか?




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名塚元哉 |←ホームページ