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2003年04月01日(火) 反戦デモに参加してダイ・インしてきました。

★★natsuka.net 本日の更新★★

TOPページの写真とメインページのCGを4月用にしました。



今日はエイプリルフールということで、嘘をついてみました。

僕が、反戦デモなんかに参加するわけはないでしょう。

ましてや、ダイ・インなんて地べたに寝転ぶ意味の無い抗議なんて余計やりませんよ。

ダイ・インって、一体全体どういう意味があるのか分かりません。

人文字とかダイ・インの利点は行進しないので疲れないだけですかね(笑)

3/28の産経抄より

>一日も早く戦争を終わらせるにはどうすればよいか。
>誤解を恐れずいえば米英軍が圧勝し、イラク軍が降伏することである。
>逆にいえば、できるだけ戦争を長びかせ、流血を増やすのは、
>イラクを鼓舞し、米英を腐らせればよい。米国民や国際世論に
>厭戦(えんせん)ムードを広げればよいのである。
>春秋の筆法をもってすれば、まさに反戦平和デモなどは、
>戦乱をひきのばし犠牲者を増やす格好の道なのだ。

反戦デモ参加者の多くが、戦乱をひきのばし犠牲者を増やすことで、

それを元に戦争終結を願っていると、先日、ここで書いたところです。

戦争が開始されてから反戦運動のサイトをいくつも見て回りましたが、

どれもフセイン批判が無くフセイン政権を擁護しています。

これではまるでフセイン政権を延命させるために国際社会へ

宣戦布告をしていることと同じです。

平和活動まがいのフセインの回し者か偽善者に見えなくもありません。

結論として戦争反対を主張する団体等の核となるメンバーの考えかたは

「この戦争は米帝国主義者による石油利権の支配を目指す侵略戦争」であり

大量破壊兵器の問題も全て元々アメリカがイランイラク戦争の際に供給したことが

発端であり、アメリカにそれを裁く資格はない。といったところのようです。

普段あれだけ人権とか言っておきながら、戦争による人権侵害には反対できても

日常的に人権を侵害している独裁政権には反対できない、

そんな自称平和団体や活動家は、

都合の悪いことにはフタをする何ともイタイ存在に思えます。

バグダット市民は自分の家を空けて市外に逃げると、

政府に家を盗られてしまうので

仕方なく止まっているそうですし、兵士の偽装などによりわざと民間人に

誤爆を引き起こさせており、まさに民間人を楯にしているのです。

そして市民が死ぬとテレビで映像を撮って世界へ流す。

それを知ってか知らずか人間の盾に自らなろうとする日本人を、

バグダット市民はむしろ冷ややかな目で見ているらしいです。当然ですね。

イラクの人々は果たして米英軍は本当にフセインをやっつけてくれるのか。

もしかしたら湾岸戦争の時のようにフセインは生き長らえるのではないか。

そうなった場合、逃げだしたら自分たちの命はなくなる。フセインに処刑される。

というフセイン政権存続の恐怖と誤爆の恐怖との間で、

イラクの人々は生き残ることに必死になっています。

反フセインデモを起こさない反戦団体は、フセイン政権を増長させ

民間人の犠牲を肯定することに繋がることに気付きはしません。

多くの民間人が犠牲になって喜ぶのはフセイン政権しかありません。

そして、このように民間人を楯にして逃げ隠れる

フセインこそイラクの平和に反する存在なのではないでしょうか。

彼は国民がどのような状況にあろうとも

自分が生き残ればいいと思っているのでしょうから、

フセインが降伏することがもっとも平和的解決なのです。

降伏は望むべくもないかもしれません。

民間人がこれ以上無駄に命を散らす前に、フセインの死による

一日も早いの戦争終結を祈らずにいられません。




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名塚元哉 |←ホームページ