先日、発表された調査団の内容報告の死亡情報などの不審さはいうまでもありませんが、このような形で小出しに非情な通告がなされ、特に死亡したとされる方のご家族のみなさんは、精神的、肉体的にすりきれてしまうのではないかと見ていて心配になります。有本さんのご両親はじめ、本来なら楽しい老後生活を送っているご年配の方も多いです。そっとしてあげたい気持ちすら感じますが、連日、心休まる暇もなく、それでも、メディアの前に出続ける理由はマスコミに出続ければ世論を動かせるとわかっているのでしょう。しかし、あるネット上などで、「うるさいジジイ、ババアはひっこめ!」と書いている一部の人もいます。しかし、よく考えてみてください。被害者の方々のほとんどは20年以上、ずっと政府の対応の甘さに耐えてきたのですよ。やっと、公に発言できるようになったのですから、その気持ちも少しは察してあげてほしいです。もし自分が、被害者のご家族と同じ境遇に立たされれば、なんとかして助けたい、なんとかして事実を知りたいと同じ気持ちになるのではないでしょうか。自分を相手の立場に置き換えて考えてみることも時には大事です。しかし、メディア側のご家族の方への配慮がないのも事実です。メディアが家族の政府批判の部分ばかり取り出して報道するのを続けるから、一般国民の被害者家族への見えない反感が生まれてしまうような気がします。確かに、僕も9月23日の日記で政府批判・小泉批判を繰り返しているようならば、どこかネガティブな印象を与えてしまうから、もうそろそろ政府批判は止めたほうがいいと書きましたが。各局のニュース、ワイドショーや、新聞、雑誌の取材攻勢と、一部の冷たい目に耐えて、二次被害と戦い続ける被害者家族の方々にはどうか倒れないでと祈るばかりです。 ↑投票ボタンです。今日の日記が良ければ押して下さいまし。Myエンピツ追加←今日の空はどうなの?