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2002年08月30日(金) 責任をとる社会

26日の日記に書いた、

『放課後の1年戦争展』の限定グッズの

ポストカードが届きました。


どのイラストもかわいいですね〜。


この写真のイラストとモビルスーツの形式番号で、

笑ってしまったそこの貴方はガンダム通です。


話題変わりまして、

東京電力による原子力発電所のトラブル隠しですが、

今まで見てきた、破綻した金融機関や不祥事を起こした企業のように

まずはテレビカメラに向かって頭を下げました。

いつも言うようですが、あれはいったい誰に向かって謝ったのでしょうか?

まさか報道陣に向かって謝ったわけではないでしょうね?

僕は、「責任をはっきりさせろ」や

「日本人の無責任体質をどうにかしろ」と非難するより

責任を認める際のリスクを考え直す必要はないだろうかと

最近は思うようになりました。

まず、世間に向かって謝罪しなくてはいけないという

儀式のような「慣習」を考え直さないと、

いつまで経っても誰も責任を明らかにしないのでないかと思います。

リスクをとる社会というのは、責任をとる社会です。

リスクをとった上での失敗と、明確な責任の発生に伴うコストに

「世間全体から罰を受けること」が含まれている限り、

つまり世間に対して「恥を晒す」というような

暗黙の懲罰が存在する限り、

責任をとるリスクに耐えられる人は

非常に少ないのではないでしょうか。

責任を認める際のリスクを考え直さない限り、

「隠蔽」するという体質は永遠に変わらないような気がします。





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