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2002年08月29日(木) 過呼吸症にご用心

本日が『パンパシ水泳2002』の最終日でした。

萩原智子さんは楽しんで競技に挑めたのでしょうか。

全種目メダルという世間の期待が大きすぎて、

楽しむ余裕なんて、きっとなかったでしょうね。

だから、27日の夜と28日の試合直後、

極度のストレスから過呼吸症状で倒れてしまったそうです。

そして、今日の200m背泳ぎ決勝は大事を取って棄権しました。

過呼吸症状を経験したことがある人なら、

お分かりになると思いますが、あれはかなりつらいです。

(まあ、病気に楽なものなんてありませんが・・・)

僕も19歳の時に一度経験しました。

僕の場合は、ストレスではなく笑いすぎが原因ですが・・・

その日は、

PM19時〜21時まで明石家さんまさんビートたけしさんの特番、

PM21時〜23時までダウンタウンの特番と、

尊敬する4人のタレントさんの番組が豪華2本立てで放送。

それを連続して2本見続け、

笑いすぎた結果、過呼吸になり、ぶっ倒れました。

運良く助かったものの

ヘタをすれば「笑い死に」という

とても恥ずかしい死にかたで新聞に載るところでした(笑)

(実際には過呼吸症状で死ぬことはありません。)

みなさんも笑いすぎには注意しましょうね。

(過呼吸症候群についてここを見てね。)

話がそれたので、もとに戻して、

萩原さんは、ものすごいプレッシャーの中で泳いでいたんでしょうね。

そのプレッシャーを与えているのは、メディアですが、

どうして、日本はメダルや記録と煽るんでしょうか。

メダルや記録は本人が一番望む物であって、

世間が「取ってください、お願いします」と頼む物ではないですよね。

僕だって日本選手が活躍すれば嬉しいし、

今日でも寺川さんがメダルを取ったりすれば嬉しいですよ。

でも、なんとしてもメダルを取ってくれとは思いません。

もう選手達に倒れるほど余計な緊張を強いるような

プレッシャーをかけるのは止めたらどうなんでしょうね。

試合前の選手控え室に入り、ヒソヒソ声でその様子を伝えたり、

日本選手が金メダルを取れば、

プールサイドで息も整わない選手にインタビューをしたり、

選手はサイボーグや機械ではありません。動揺もしますし、疲れもします。

他国の選手とメディアには、こんなことをしている

日本のメディアをどう思っているのか聞いてみたい。






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犬は、ハーハーしすぎて過呼吸になるということはないのだろうか?


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名塚元哉 |←ホームページ