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2002年07月06日(土) プチプチプチプチ・・・・・・

昨日『ここがヘンだよ日本人SP』を見て知ったことなんですが、

“プチ同棲”という言葉があるんですね。

プチ同棲というのは、

高校生など10代が、同棲はしたいけど、

自活できないので、どちらかの親元で

生活することを指す言葉です。

今や、なんでもかんでもプチを付けますね。

プチをつければ何でも可愛くなって許されるという

この感覚はかなり病んでいると思います。

そのうち、プチ恐喝、プチ殺人、プチ虐待なんて

言葉が出てくるようになるかも。

さて、このプチ同棲、

ずっと好きな人と居たいけど、

炊事などは面倒なので、親に任せきり。

親もほっとけばいいのに、

全部手を出すから、子供も図に乗るのです。

15歳を過ぎた子供のいる親御さんは

何も子供に合わせる必要はないんです。

日本社会では甘える人間は歓迎される。

甘えの相互作用において仲間意識や家族意識は

何よりも大事にされています。

みんな仲間なんだという一体感が甘えの源泉となるのです。

ブラウン管を通して思ったんですが、

彼、彼女達には恋愛とセックス以外のことに対する意欲が、

まったく感じられなかったんですよ。

(そう言えば、10代の中絶は過去最高になったそうだ)

まるで死人のような生き方をしているんです。

こういう10代は、死人のような生き方を

急に身につけたわけではないと思います。

親や教師に教えられ、

この国のテレビや雑誌を見ながら、

10数年かけて自然に意欲のない生き方を身につけたのでしょう。

そういう人種が広い世代にわたり何千万人といると考えられます。

そういう人たちは、今後の価値観の変動についていけないので、

圧倒的なスピードで没落していくことでしょう。

しかし、いぜんとして日本はのどかです。

日本国中、庇護と甘えのまっただ中にいる。




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名塚元哉 |←ホームページ