また韓国戦の話で恐縮ですが、昨日も昨日で、非常にヤバイ横断幕がたくさんあったそうです。「ヒトラーの息子達は去れ!」「 ドイツ選手の遺影 「謹んで敗者の冥福を祈ります」 」「ナチスのカギ十字横断幕」などなどしかし、試合開始前、韓国サッカー協会が回収したそうです。全世界に放映されたら、それこそ国際問題に発展したことでしょう。(それでも、ヒットラーの巨大写真パネルは映ってたが。)ここをクリック他にも、韓国の通信社は、東京国立競技場で、韓国VSドイツ戦を応援するイベントを開催したら、ドイツを応援する日本人サポーターがいたことを批判的に報道。日テレの中継時のゲストの明石家さんまさんが、ドイツのユニホームを着ていたことも批判したらしい。(さんまさんは番組内では、「罰ゲームで韓国行けず」と言ってましたが、ホントはドイツサッカーが好きなので、あの場に行ったら絶対ドイツを応援してしまうから、あえて行かなかったと思うんです。)どこの国を応援しようが個人の趣味趣向の問題で、とやかく言われる筋合いはありません。日本代表の試合の時に、ベルギーやトルコなど対戦国のユニを着て、その国を応援する日本人だっていたぞ。それに対して、日本の報道各社は非国民などというコメントはしていません。純粋にそういう人達もいるという、中立な報道だったように思います。個人として他者への想像力と配慮に欠けた、個人的概念のない女々しい団体主義丸出しの国民性には、ほとほと呆れます。さて、昨日の試合を振り返って。主審のレベルが高いと、こうも落ち着いた試合になるのかとあらためて気付かされました。ドイツがボールをキープするだけで巻き起こるブーイングは相変わらずでしたが、審判、副審、ドイツの選手達も、あの威圧的なムードに飲まれることなく、まさに冷静そのものでした。島本和彦のマンガ『逆境ナイン』で、「敵はのんでも、のまれるな!」というセリフが出てきます。敵に飲まれればそれだけで冷静さを欠き、いつもは当たり前に出来ていた事すらも出来なくなる。ポルトガル、イタリア、スペインの選手もそれをジャッジした審判も、あの熱いうねりに飲み込まれず試合を進められていたら、どのような結果になったのでしょうか。選手はともかく、これから開催国の試合の時は、経験豊富で平等な審判を選ぶ方がいいと思う。韓国はラッキーな判定で勝ち越しはしましたが、そのラッキーな判定がなくても、すごい試合をしたことは、誰が見ても分ることです。今はスタミナと精神力と闘争心だけで90分を押し切る試合運びですが、中田のようなスペシャリストが生まれれば、韓国は必ず今以上に強くなることでしょう。だからこそ、外野で様々な波風がたったことを残念に思うのです。その韓国を下したドイツと決勝戦で戦う国は、ロナウドの6試合連続のゴールで、ブラジルに決まりました。初対決となるこのカード、どんな試合になるんでしょうね。 ↑投票ボタンです。押してくれればやる気が出て日記更新します。←今日の空はどうなの?