サッカーW杯準決勝、ドイツ−韓国戦は、ノイビルが右サイドを素早く攻め上がり、ゴール前に折り返したところを走り込んできたバラックが右足でシュート。相手GKにはじかれたボールを、バラックは今度は左足でけり込んで得点。ドイツが1−0で勝利し、7度目の決勝進出を決めた。韓国は、ディフェンスも攻撃も完璧に近かったが、ドイツの守護神GKカーンの神がかり的なスーパーセーブの連発にその厚い壁を敗れなかった。カーンはなぜ、ああも簡単に止めてしまうのか?(簡単そうに見えるだけで、本当はかなり難しい。)カーンのセービングについては興味が尽きない。サッカーを観ているこちらは、目が離せず疲れる。それは情け容赦なく一瞬で勝負が決まるからだ。サッカーは極端なロースコアなゲームなので、1点が重い。サッカーでは必ずどちらかのチームが攻撃しているわけだが、攻守はあっという間に入れ替わる。3つアウトで攻守交代とか、そういったリセットがない。だからサッカーにおいてはゲームを通じて延々と攻撃が失敗し続ける過程を見ることになる。通らなかったパス、敵DFに阻まれて打てなかったシュート、競り負けたヘディング、枠を超えて外れたショート、GKに阻止されたシュート、つまり私達は90分間延々と繰り返される失敗を見続けるのだ。守備的なドイツのサッカーはつまらないという人は多い。僕も時々そう思う事はある(笑)。だが、そのディフェンスで見る人を感動させるのはドイツ代表チームだけだ。ほんの刹那、集中が途切れたり運動量が落ちた方が負け、ほんの刹那的なチャンスをゴールに結びつけたほうが勝つ。サッカーはものすごく残酷なスポーツだが、それだけに感動的なスポーツでもある。今日の日記の題名がわからない人はここをクリック ↑投票ボタンです。押してくれればやる気が出て日記更新します。←今日の空はどうなの?