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2002年06月25日(火) 走れグズ共!

サッカーW杯準決勝、ドイツ−韓国戦は、

ノイビルが右サイドを素早く攻め上がり、

ゴール前に折り返したところを

走り込んできたバラックが右足でシュート。

相手GKにはじかれたボールを、

バラックは今度は左足でけり込んで得点。

ドイツが1−0で勝利し、7度目の決勝進出を決めた。

韓国は、ディフェンスも攻撃も完璧に近かったが、

ドイツの守護神GKカーンの神がかり的な

スーパーセーブの連発にその厚い壁を敗れなかった。

カーンはなぜ、ああも簡単に止めてしまうのか?

(簡単そうに見えるだけで、本当はかなり難しい。)

カーンのセービングについては興味が尽きない。

サッカーを観ているこちらは、目が離せず疲れる。

それは情け容赦なく一瞬で勝負が決まるからだ。

サッカーは極端なロースコアなゲームなので、1点が重い。

サッカーでは必ずどちらかのチームが攻撃しているわけだが、

攻守はあっという間に入れ替わる。

3つアウトで攻守交代とか、そういったリセットがない。

だからサッカーにおいてはゲームを通じて

延々と攻撃が失敗し続ける過程を見ることになる。

通らなかったパス、

敵DFに阻まれて打てなかったシュート、

競り負けたヘディング、

枠を超えて外れたショート、

GKに阻止されたシュート、

つまり私達は90分間延々と繰り返される失敗を見続けるのだ。

守備的なドイツのサッカーはつまらないという人は多い。

僕も時々そう思う事はある(笑)。

だが、そのディフェンスで見る人を感動させるのは

ドイツ代表チームだけだ。

ほんの刹那、集中が途切れたり運動量が落ちた方が負け、

ほんの刹那的なチャンスをゴールに結びつけたほうが勝つ。

サッカーはものすごく残酷なスポーツだが、

それだけに感動的なスポーツでもある。

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