昨日の日記にメールで多くの意見を頂きました。僕は反韓主義者ではありません。韓国人の友だちもいます。数年前、わざわざ遊びに来てくれた韓国の友人もいます。日本がベスト16止まりからの嫉妬でもありません。僕が言いたかったことは、たとえば日韓戦のとき、日本人が韓国を侮辱する横断幕を掲げたら どうなるでしょうか?単にスポーツだけにとどまらず 政治問題に発展することは必至でしょう。天の利・地の利・人の利がある ホームだからこそ、慎重にすべきなのです。同じ屈辱をイタリア選手やスペインの選手が味わったのですよ、これがアンフェアーでなくて何なのですか。 いま韓国全土で、気持ちは100%W杯に向いていて冷静に物事を判断しろと言っても無理でしょう。しかし、やがて負けたとき、優勝したとき、 “祭り”は終わるのです。熱が覚めれば物事がきちんと見えてくるでしょう。一部の事を現地又はTVで見た他国の人々が、韓国人全員が卑怯だと思い込んでしまう。その結果、選手や、W杯でボランティアをしている人達、そして多くの韓国人ひいては韓国全体の評価を下げるかもしれない行為を非難しているだけです。 FIFAも誤審を認めた、イタリア、スペイン戦。スペイン代表で、主将のイエロ選手は、今大会で、代表を引退することを宣言していました。100%の力を出し尽くしての負けなら、イエロ選手も、寂しいけど、どこか清々しい気持ちで、きっと後悔はしなかったでしょう。しかし、最後の試合となってしまった韓国とのベスト4を賭けた試合が、2回のミスジャッジで幕を閉じた事は今まで歩んできたサッカー人生を否定されたのと同じぐらいとても悔しいことでしょう。明日、韓国との試合を控えたドイツGKのカーンは、「私たちにも不利な判定が一つか二つあるだろう。それはよくあることで、ホームアドバンテージというものだ。それにペースを乱されないようにすることが大事。審判に抗議しようなんて考えないことだ。ゴールが認められないことがあっても、さらに1点決める努力をすべきだ。2点目が認められなければ、3点目を決めるんだ。」と、覚悟を決めたコメントを発表しています。今後、数十年W杯はアジアでは開催されないことでしょう。だからこそ、正しいジャッジの下、後味の悪いことのないよう、スター選手のプレイをじっくり観たい。明日の試合こそは、そうなることを願っています。 ↑投票ボタンです。押してくれればやる気が出て日記更新します。「明日のドイツ戦まで寝て待つわん。」←今日の空はどうなの?