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2002年06月06日(木) 「知らぬが仏」の恐ろしさ。

ダスキンの不祥事が原因か、

グリコが大騒ぎになる前に

「商品を自主回収してしまえ」と動き出したら、

グリコに続けとばかりに、

W杯の期間中のどさくさにまぎれて、

いろんなメーカーが、次々に商品の自主回収を始めた。

新聞は、連日「お詫びとお知らせ」で賑わっている。

回収するのは、大いに結構なのですが、

知らずに、今まで食べちゃってた分はどうなのよ?

微量なら人体に害はないからと言っても、

食べ続ければ害があるのではないのでしょうか。

僕がこのような一連の謝罪広告で気にくわないのは、

「外国では認められている」

「人体には影響ないと思うが一応回収する」と

言い訳がましく言っていることです。

この手の弁解は全く必要ないことですよ。

たったひとつしかない本当の回収理由が誤魔化されています。

それは「日本で使用すれば食品衛生法違反になる」ということです。

食品添加物は全て使用禁止なのですが、

一部認められたものだけが例外的に使用できる。

この原則をポジティブリストという。

(食品添加物の規制には、

「ポジティブリスト」と「ネガティブリスト」という考え方があります。

ポジティブリストというのは原則全て禁止で

使ってよいものだけを一覧表にするというもの。

ネガティブリストというのは、

原則自由だけど使っていけないものを一覧表にするというもの。)

この原則がある限り、法は法。

どんなに安全な食品添加物でもダメなものはダメ。

ただそれだけに過ぎないんです。

どこの国では大丈夫やら、そんなことは全く無意味な意見。

さて、この騒動の前に、

DHCが、こっそりと商品回収をしていたことをご存知でしょうか?

産経新聞

↑この事実に、もっと大騒ぎをしてもいいのだが?

DHCが使用した「エトキシキン」とは、

あの、ベトナム戦争でも使用された枯葉剤です。

企業に安心して商売をさせるためには、

消費者はだまされたままでいなければならないのか?

消費者のための企業ではなく、企業のための消費者ですか?

「エトキシキン」について、

調べていたら、驚愕の事実が!!

多くのペットフードの酸化物としても使われているそうだ。

しかも、我が家のクッキー(13)も食べている

ソリッ○ゴールドまで「エトキシキン」を使用しているらしい。

どひゃー!!

「知らぬが仏」と昔の人はよく言ったものだ。

早速、使用禁止します。

クッキー君ごめんなさい。

彼のイボ症も、エトキシキンが原因かも。

アメリカの犬なので、「こんな物食わせよって」と

飼い主を訴えるかも!?


※エトキシキンは、米国企業「モンサント」により開発された化学薬品で、

本来はゴムの固定剤として使用され、

そのあと、殺虫剤、害虫駆除剤、除草剤等の用途が増え、

化学兵器(ベトナム戦争の枯葉作戦)としても使用されてきました。

日本では、エトキシキンは、食品衛生法に基づく食品添加物として認可されていません。

(農薬としても使用禁止)。

「モンサント」の資料によると、

『警告事項:アレルギー性皮膚炎を引き起こす可能性がある。

/取扱上の注意:目、皮膚、肌に触れないようにする。

万が一触れた場合は完全に洗い流すこと。』と解説されています。



サッカーW杯A組・フランス−ウルグアイ戦

負けると1次リーグ敗退が決まる同士の対戦は、

激しい攻防が続いたが、ともに最後までゴールを割れず

0−0で引き分けました。

後半は開始直後から終了まで、

攻守がめまぐるしく変わり、

激しいシュートの打ち合いが続き、

「これが、予選でいいのか!?」というほど、

手に汗握るものすご〜〜〜い試合でした。

明日は、イングランドVSアルゼンチン戦。

過去2回、コレが引き金で戦争にまでなった国同士の対決です。





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名塚元哉 |←ホームページ