『エンピツ』内の日記も、昨日の日本戦の話題が多い。引分けで喜んでないのは、どうやら僕だけのようです(笑)(一人ぐらい冷めた意見があってもいいでしょ。)幻となった3点目は「なぜファールなの?」と審判を非難する日記を多くの方が書かれていますね。ベルギー側にしても、終了間際に中田(浩)と楢崎に倒された時のことを「それはPKだろ。」と言ってるに違いないです。どちらの国にしても、あの審判は不公平に映ったことでしょう。主審はサポーターの様子を見てジャッジを下す事があるらしいです。サポーターはチームを応援するだけでなく、ホームに有利なジャッジをさせるのも重要な役割も果たしているんです。日本と韓国の試合を見て、勝つ為にはサポーターの力もかなり大きいということを、あらためて痛感した試合でした。 それともう一つがっかりしたこと、試合前の国歌斉唱で、ベルギーの国歌の最中に、ずっとブーイングをしていたし、早稲田の校歌を歌い始めたアホまでいました。異国の文化を尊重する姿勢すらもてないなんて大恥です。もし、「君が代」の時に、相手国がブーイングしていたら怒るくせに。それとも、自国に誇りを持ってないから怒らないのかな(笑)ああいう行為を見ていると、会場に観戦に行ってる人で、本気でサッカーを愛している人はどれくらいいるんだろうと思ってしまう。W杯は、プロレスのようなショーじゃありません。エンターテイメント性も入っているかもしれないけど、それだけじゃないんです。相手チームでも、スーパープレーをすれば、その素晴しさに対し拍手をする。それと、日本を絶対勝たせるという信念・心意気を持って観戦してほしい。さて、サッカーにおける快楽は、選手やチームの意図の実現を目の当たりにした時です。敵にガードされながらも、走り続けて味方にパスを出す。そのパスが成功した時に独特のカタルシスが生まれる。ベルギーは主力選手を2人欠いても、粘り強く、最後まで必死に日本に喰らいついていた。それでも、日本のゴールは見事だったと思います。鈴木のゴールをアシストした小野のロングパスも正確だったし、稲本がドリブルで突破した左足でのシュートも易しいゴールではありませんでした。でも昨日の試合を観て、しみじみ思ったことは、大舞台になればなるほど緊張からか、海外組みとJリーグ組み選手の差が、如実に現れるということです。Jリーグ組は、どういうプレーがしたいのか(前半は特に)、その意図があまり伝わってこなかったですね。日本のほとんどの選手が、パスやトラップが不正確だったように思います。海外組とJリーグで活躍している選手は、やっぱり基本的な技術の差が大きいのが分りました。そして、柳沢は何度となく不用意に倒れすぎ。倒れるぐらいなら、次に繋げられるような努力をして欲しいです。あれだけ何度も倒されていれば、審判も笛は吹けまいよ。どうせ倒れるなら、中田のように、この世の悲劇と言わんばかりの倒れ方をして、相手ファールを誘うように努力すべき。同点になった失点は、宮本を導入したからではなく、セオリー通りにラインの上げ下げをするクセが抜け切れてないからでしょう。状況に応じて臨機応変に対応してもいいと思うんですが。メディアは、やっぱり引分けで喜んでいます。ロシア戦も期待できるという論調が多い。誤解しないで欲しいのですが、引分けで喜んでもらっても結構なのです。が、「勝ち点1は大きな1点ですね。」と言うのだけは止めてほしい。サッカーの持つ魅惑的な残酷さが曖昧になってしまうから。メディアはポジティブなプレッシャーをかけたほうがいいと思う。まぁ、日本のメディアはプレッシャーのかけ方が分らないようですが・・・。ロシアVSチュニジア戦。32度の暑さの中、バテながらも、ロシアは2得点を挙げ、チュニジアに快勝しました。ただ、観ているとスピード感に欠ける印象でしたが。次のロシア戦、日本代表は、リラックスしながらも集中して挑んで結果を出して欲しいです。あ〜、暑〜い日中の試合なら勝機はあるのに・・・ブツブツ。アメリカVSポルトガル戦大ファンのルイス・フィーゴ率いる優勝候補の一つに挙げられるポルトガルでしたが、アメリカに3-2で惜しくも負けたありゃりゃりゃりゃ・・・あんなドリブルしてても、負けるときは負けるのがW杯。ドイツVSアイルランド戦ドイツは前半、クローゼの得点(クローゼは今大会、早くも4得点目。)アイルランドは持ち味の素早い展開力でゴールに迫り続けました。ドイツは得点後、FWも引き気味にし、アイルランドは、ドイツの高さのある手堅い守りに苦しんでいましたが、後半ロスタイムに世界ナンバー1キーパーと言われるカーンの「城壁」を打ち破り同点に追いつきました。やっぱり、サッカーは予想がつかないから面白いな〜。 ↑投票ボタンです。押してくれればやる気が出て日記更新します。←今日の空はどうなの?