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2002年06月02日(日) 組織至上主義の幻想とW杯の話。

「奇跡の詩人」関係の検索で、

ここに来られる方が、まだまだ多いようです。

詩人問題も熱が覚めやらず、

NHKもいいかげん、「アレは嘘です。」と認めればいいのに。

まあ、それはそれで大騒ぎになると思いますが。

NHKは、時間が経って騒ぎが風化するのを待っているようですが、

疑惑検証本も今月下旬に発売されるそうですし、

まだまだこの話題が続くことでしょう。

以下の文は、有田芳生氏の日記からの抜粋。

>「奇跡の詩人」。作業は臨戦態勢で進行しはじめた。
>来週にはいくつかの週刊誌が「その後」を報じる。
>大阪でも東京でも検証集会。
>NHKと講談社の内部事情もだんだんとわかってきた。
>政府(政治家)がマスコミ規制を強化しようというときに、
>自己刷新しなければますます権力の付け入る根拠を与えることになるだろう。
>それなのにNHKが恐れているのは受信料拒否の動きになることだという。
>あくまでも自己の利益のみが判断の基準なのだろう。
>組織としての自己保身。

組織の自己保身と言えば、

テコンドー連盟の内部分裂騒動について、

ずいぶん前に書きましたが、相変わらず分裂状態が継続中。

オリンピック連盟が条件としていた、

状態の収束と組織の一本化が未だにできず、

9月に韓国で開かれるアジア大会への参加が

見送られる見通しと、昨日の新聞に載っていました。

非常に残念なことです。

選手は何のために日々練習に励んでいるのでしょうか。

明日のJOC(日本オリンピック連盟)の理事会で

不参加を正式決定するとみられています。

テコンドー連盟は、99年にも内部分裂があったそうで、

分裂した連盟は「自分達が正当」の主張ばかりを繰り返し、

そこには、選手のことを第一に考えると言う

本来の連盟のもつべき姿勢が一切見られない。

テコンドー連盟の犠牲になった選手は、

絶対に納得いかないだろう。

連盟のために泣いてくれ、

そういう昔の演歌みたいなことを続けていけば、

テコンダーになろうという優秀な人材も逃げていくかもしれない。

選手が、所属組織のために自分を押し殺す時代はとっくの昔に終っている。

選手は、みんな自分や自分の愛するもののために戦っているのです。

連盟には選手を傷つける権利はありません。

その古い体質は、NHKも外務省でも同じことが言えますね。

組織を背負った人間は、

自信を得て、とたんに偉そうな態度になります。

そのエゴが何をしても許される、と勘違いしてしまうんです。

組織を守ろうとすると、どうしてもそうなっていくものなのでしょう。

組織が優先され、組織のためなら、

個人を平気で犠牲にするようになる。

だからそういう組織は、

外部からの批判を受けつけなくなる。

外からの批判に晒されるのをキライ、

組織内のミスや不祥事を隠蔽する傾向を持つようになります。

そしてそういった組織は閉塞化していく。

組織至上主義はもう幻想以外の何者でもないのです。


W杯の話。

今日は、強豪ぞろい死のF組みの試合が始まりました。

アルゼンチンVSナイジェリア戦は、

「すごい」試合でした。

何がすごいかというと、すべてにおいてのスピード感。

やはり、ゲームの基調となるのは早さと速さだ。

非常に満足の出来る試合でした。

イングランドVSスウェーデン戦

前後半で、攻めのチームが一転した形になった。

B組み スペインVSスロベニア戦

スペインは52年ぶりの初戦に勝利し、

好スタートを切った。




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