『サンデープロジェクト』で、死刑制度の是非についての討論をしていました。 元警察官僚の亀井静香議員の主張する『死刑廃止論』は、 僕には、表面的な優しさでしかなかったように聞こえるのです。 確かに、死刑が犯罪防止の抑止力になるとはいえません。 しかし、死刑を廃止することは、 すなわち、国家が犯罪者が犯した犯罪や 犯罪者の人権を守るということになるのではないでしょうか。 死刑制度廃止の会の人たちは、 事件の現場に行ってみる、 犯罪現場の悲惨な写真を見る、 被害者の家族に会って話を聞く、 犯罪者の深層心理を調べるなどの そういった事をしたことがあるのでしょうか? また、自分がその立場になったときの状況を 少しは考えた事があるのでしょうか? この前の、日記にも書きましたが、 山口県の母子殺害事件の犯人は、 本当に反省しているのでしょうか? 表面上は、反省したふりをしながら、 友だちには、 「被害者はつけあがってる」 「女を襲うのは、男の本能だからしかたがない。」 「裁判に勝った、(つい先日、最高裁に上告されましたが) 7年ぐらいで、下界に帰ります。」 など、狂っているとしか言えないような発言の数々。 (まあ、この犯罪者は、死体を強姦していたので、根本的に狂ってるんでしょうけど。) 先ごろ、仙台での女児11人に対する婦女暴行致傷罪に (実際は児童100人ほどに暴行をしたらしい) 問われた被告に対する判決は、 山口母子殺害犯と同じく無期懲役だった。 無期懲役は、ずっと刑務所にいるわけでもなく、 数年から数十年で出所します。 数十年間刑務所に居るからといって、 性癖が直るわけでもなく、 レイプ犯などの性犯罪者の 大半は同じ過ちをします。 出所するならするで、アメリカや韓国のように、 「どこどこに住んでいます。」「こんな顔しています。」 などの情報を提供して欲しい物です。犯罪者のプライバシーより、これから未来ある子供や、女性の命の方が大事です。 死刑がだめなら、終身刑で出さないで頂きたい。 でも、反省や謝罪の言葉すら言えず、世間一般の私たちをやりきれない思いにした どうしようもない犯罪者を 私たちの税金で飼い続けることほど、 税金のムダはないので、 やっぱり死刑制度廃止には反対です。 静香ちゃんが、 「環境保護だの言う国が、人の命を奪い取る事は、 はたして正常といえますか?」と言ってましたが、 加害者ばかり保護する国の方が、 正常ではないような気がするんですが。 死刑制度廃止の会の皆さんに一言。 「犯罪者を保護する優しさよりも あえて厳罰に処する、強さを伴った優しさを持つ勇気を知るべきだ。」 日本は、『罪を憎んで人を憎まず』なんて言葉があるから、 被害者がないがしろにされる考えが、古くから根付いているのではないでしょうか。↑「また、ヴィッセル神戸負けた〜。」↑投票ボタンです。押してくれればやる気が出て日記更新します。