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2002年03月30日(土) 春の夜



夜桜を見てきました。

公園の外灯なので、あまり明るくなく、

温度が下がって花が閉じているせいもあるのか、

桜の美しさが半減してました。

肌寒くても、宴会をしている人が多く、

イカ焼きやら、鶏肉を焼く臭いで、

桜の淡い香りが楽しめずに残念でした。

この時期になると、思い出す詩があります。

今日は、その詩を紹介します。


『ハル』 滝本晃司

花ビラ散る夜 春の夜

届かないトコロがザワザワする

離れてユクココチ 想う時みたい

もう誰も居ないのに

・・・「サヨナラ」って、言った

カラダ、キモチ、何もかも

大事なコトなんてひとかけらもないよ

スベテが思い出になっていく一瞬のつらなり 

どこどこどこにユクの?

終って、終っていくコトだらけの

夜のイキツギ

声にならなかった言葉、はらはら散る花ビラ

胸底に積もるトオイ、ボクラの

距離に積もる、降り積もってく

「ユメみたい」なこの風景も

「ユメみたい」なのではなくてきっと

・・・ユメ、なんだね

向こうはどこでもあれやしない 蒼い空

向こうはどこでもあれやしない 蒼い空

向こうはどこでもあれやしない 蒼い空








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