難病の子供達と家族が自由で楽しい1週間を過ごすことのできる施設『ギブ・キッズ・ザ・ワールド』のドキュメンタリーを見ました。この施設は米フロリダ州にあるのですが、往復の交通費、滞在費は企業の寄付金で無償になるのだそうです。今までに約5万人の家族が世界中から訪れたそうで、さすがは福祉の国アメリカだと思わせる配慮や心配りが随所に感じられるスケールの大きなプロジェクトです。最近、僕が思うのは、日本人は金と損得勘定で動くために、ボランティアもどうしてもビジネスライクになってしまうんじゃないかということなんです。そして損得勘定でボランティア活動する人が多いから、当然長続きもしない。ボランティア活動を実施する学校もあるようですが、やらされているという感がありありだったり、評価稼ぎのやっつけ仕事的ボランティアだから誠意がない。ボランティアとは他者に幸せになる手助けをする事で、笑顔や感謝の気持ちをもらい自分の心も豊かになることだと思います。個人にはそれぞれに何かしらの「差」があるということを正しく認識することが、ひいては弱者救済につながるという事を無視し、意味なく「和の精神」を振りかざしては、そういう格差をとりあえず見えないようにしてしまう教育の結果が、今の日本が病んでいる原因だと思う。↑投票ボタンです。押してくれればやる気が出て日記更新します。My追加