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もくじ過去未来

2002年01月22日(火) なんだかな〜。

日本の裁判制度ってのは、いつも納得がいかない結果が出る事が多い。
新潟県柏崎市の自宅で9年2カ月にわたり女性を監禁したとして、
逮捕監禁致傷などの罪に問われた被告に対する判決公判が
22日新潟地裁で開かれ、裁判長は懲役14年(求刑同15年)の
実刑判決を言い渡した。

前例のない事件なので、過去の似たような事件の裁判と照らし合わせ
求刑をするのだが、マニュアルがないと動けないとは
「情けない事山の如し」である。
これから、過去に前例のない事件が起こる可能性が多くなる事
間違いなしになってしまった悲しいかなこの日本。
裁判制度も時代にあったものに変えていかなければいけない。
日本の裁判官や弁護士はお勉強だけして、世間知らずで
思いやりのない人が多いと思うぞ。
これが裁判を長引かせる要因にもなっていると思うのですが。

被害者の女性は、普通であれば夢や青春の喜びにあふれ、人生のうちで
最も輝いているはずの時期をそっくり奪い去られ、
入浴やトイレの使用も許されず、ベッドの周り以外動く事を禁止され、
食事も不十分なものしか与えられず、
女性は栄養不足と運動不足のため骨量減少などの障害を負い、
発見時には一人で歩くのが困難な状況であったという。
これだけの被害を負わせているにも関わらず、
言い渡された判決はたかだか14年である。
しかも、独房でぬくぬくと栄養管理の行き届いた食事を毎日食べ
風呂にも入れ、仕事もさせてもらえ、資格まで頂けて、
至れり尽くせりで14年も過ごせちゃうのだ。
この矛盾どうしたものか?

最近の裁判でよく耳にする、
「心神耗弱状態で完全な刑事責任能力は認められない」
これはもう流行文句らしい。
心神耗弱、この現代に心と体の疲れていない人はまず居ないぞ。
他にも日本人は「プライバシー」「人権侵害」
「犯罪者の人権」を常套句として使う。
では、あえて問う。
被害者(殺された人や、その家族)の人権はないのか?
少女誘拐や性的犯罪を犯したものが、刑期を終え社会に復帰した後、
また同じ過ちをする例も少なくはない。
子供がいる家族ならば、犯罪者が愛する我が子に近づかないよう、
あらゆる危険性から我が子を守る権利はある。
米国などでは前科者の住所などのデータを公表する州もある。
プライバシーや人権よりも、命の方が重いはずだ。
そのこともふまえて、考え直す時期に来てるとは思うのだが。


ぷにぷに肉球♪(日記とはなんら関係のない写真)





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