長期間に渡る内戦と米軍の攻撃で荒廃したアフガニスタンの再生に向けて、国際社会が結束して協力しようという「アフガン復興支援国際会議」が今日東京で開幕した。初の外国訪問となったアフガン暫定政権のカルザイ議長は「アフガニスタンには、何も無い。荒廃、戦争、野蛮、貧困、剥奪。それしかない国だ。」と語りだした。誇張でもなんでもない、紛れも無い事実である。それほどまでに荒れ果てた国の再生は、けっして容易ではないにしても、各国が復興に向けて手を取り合えば出来ない事ではないのです。開会セッションでは、日本は2年半で5億ドル、最初の1年では最大2億5000万ドルの支援を表明。共同議長国の米国は第一弾として1年で2億9600万ドル、欧州連合(EU)は最初の1年に5億ドル(約5.5億ユーロ)、2年目にも相当額の拠出を約束、アラブ諸国ではサウジアラビアは3年間で2億2000万ドルの拠出を表明した。しかし、お金を与えるだけで終わってはいけない。必要な地域、必要な人に平等に支援が渡るようにする努力、そして、今回の支援を基盤として、自分達で未来を切り開こうというアフガニスタン人自身の努力が一番大事なのです。日本にだって、いつも陰口をたたかれる「お金だけの」支援援助のほかにも、できる事はたくさんあるんです。日本は、数多くの職の専門家がいる。アフガニスタンの人々が、自分達で生活できるようにする、手に職をつけるための技術を教える事も大切な援助の一つだと思う。お金だけ渡すと、数十年前のソ連撤退後の100億ドルの支援が武器に変わった事と同じ失敗を繰り返すことになりかねないので、イキナリ、学校や必要な施設を建築するのもいいと思う。あくまで「必要なもの」ですよ。「ダム」じゃなくて・・・さて、今回も初っ端からすったもんだがあったようです。非政府組織(NGO)の会議に、ピースウィンズジャパンなどの日本を代表する非政府組織が参加するのを、政府組織の外務省が拒否するのは何故なんでしょうか?経験と知識がもっとも必要とされる舞台から、実地経験を豊富に持ち合わせている「主役級」のNGOを排除する事の矛盾。速やかな支援が急務なのに、好悪や思惑での足踏みをしているようでは、遅れをとりかねない。明日からは、NGOも参加できる事になったようですが、鈴木宗男議員の名前を利用し、NGO排除しようとした人は最低です。「最も低い」と書いて「最低」です。国際会議の中で「日本の恥部」をさらして、何が面白いのか問いただしてみたいものです。そして、いつも何でもピーピー口をつっこみたがる鈴木議員は、なぜ自分が今回利用されたのかを考え、これからはもっと穏かな人になるよう心がけてほしいものです。↑これぐらいの歩み寄りが大事です。↑いつもたくさんの投票本当にありがとうございます。My追加