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2002年01月23日(水) 雲の影 空の色 風のかたち

今日は皆さんお待ちかねの(?)
1ヶ月に1度、詩を載せる日がやってきました〜。
あまり深く考えずに、見たままを感じ想像してください。
(BBSに感想を頂けると励みになるので、よろしくお願いします。)


雲の影 空の色 風のかたち


雲の影 空の色 風のかたち
オモテとウラ 遊び心もなくわかりづらくって
まばたきをたやさずにいる
きみみたいなきみの気持ちと 
ぼくのようなぼくの気持ちが
どちらも覚えたてのきれいな色
冬がましてテレビでは
いつまでもいつまでも気むずかしい話が続いていくばかり
理解しようとしていても
時計の音に流されて 何度も見失ってしまう

雲の影 空の色 風のかたち
ぼくのキオクのすみっこにあるものと似てるんだ
呼吸はひとつのむだもなく
きみみたいなきみの気持ちと 
ぼくのようなぼくの気持ちが
そこらじゅうに散らばってきれいな色
冬がましてラジオでは
いつまでもいつまでも透明な歌が続いていくばかり
風がはこぶ憂鬱さは
ぼくの仕事の数をまとまりもなく増やしている

雲の影 空の色 風のかたち
思いがけず広がった雲はやがてあっちこっちでキエテユク
手のひらのすき間から
きみみたいなきみの気持ちと
ぼくのようなぼくの気持ちが
音のないままこぼれ落ちてきれいな色
冬がまして新聞では
いつまでもいつまでもあてのない文字が踊るばかり
口ずさむように読んでみるけど
空の蒼さが見下ろしておろそかになってしまう



↑僕の仕事の数


↑カットに行ってきました。




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