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■ 銀魂。「てめーらァァァ!!それでも銀魂ついてんのかァァァ!」Part1
再放送して欲しいなぁと書いていたSAMURAI7の感想ではなく唐突に銀魂の感想です。
新番組ラッシュですね。 やはり嬉しいのは総合で再放送の始まったSAMURAI7。 BSの時録画しておかなかったのを後悔していたのでとても嬉しいです。 地上派仕様なのかOP・EDが変わっていてショックでしたが。 これは前半に限りとてもおすすめなので是非一度観てみてください。 あと、まだ一話しか観てませんが面白いと思ったのはBLACK LAGOON。 しかし、BLACK LAGOONの後すぐスクラン2のサバイバルゲームの回だったのでまるでガンカタのバーゲンセールのようでした。 面白いとは違いますが、楽しみの一つが番組宣伝。 番宣で良いなと思ったのは牙-KIBA-と妖逆門。 九州ではペナントレースが始まったら火曜ゴールデンは土曜の朝に左遷なので、ちょうど銀魂の始まる前に牙と妖逆門の番宣が入ってたんですが、どっちも曲が良い。 妖逆門はとにかくメインテーマが良いですね。 主役の声がまんま東和馬でしたが、あの曲のおかげで凄い名作と勘違いしそうになります。 本編に関してはEDがとても良いという印象しかなかったんですが……。 逆にEDの破壊力が素晴らしいのが牙。 番宣では映像もOP曲も良くて観たいなと思わせるのにあのEDは……(^^; 曲が良いといえばOP曲で良いのは.hack/rootsとゼーガペインかな。 映像も合わせると銀魂がお気に入りです。 てか感想書こうと思った理由はOPが気に入ったからというのが三割くらいを占めてます。 しかし番宣は大したことなかったな(笑)>銀魂
というわけで銀魂。
きっと高松監督@サンライズでなければ観ませんでした。 朝に左遷されたので尚更。 なのに気に入っちゃったんだから人間分からないもんですね。
アバン。 いきなり竹藪の中を走り回る浪人。 時代劇でよくあるシーンです。 いざ尋常に……!と構える浪士に大して 「フッ、尋常に……?」 不適に笑い格好良く?『洞爺湖』と北海道で購入したような木刀を構える多分主人公。 が、 「へっ、冗談じゃねぇ」 と脇目もふらず敵前逃亡。 なんだコイツ。 「廃刀令のご時世にチャンバラなんてはやらねーっつーの!」 とか叫びつつ逃げてるんで、世界観的には明治初期?と思わせる台詞。 ここでナレーション。 「坂田銀時。天然パーマがトレードマーク。甘い物が大好きで血糖値高めのこの物語の主人公みたいな人」 主役が糖尿かよ……。 つーか、全然天パに見えねーよ。あ、この人坂田銀時って名前だったんだ。 もろ坂田金時じゃん主役までパロかよ。 というのが第一印象。 いや、違うな。 元々銀さんに対しては何かジャンプ取り合ったり隠し子疑惑で慌ててたりおまけに任天堂DSのCMで悟空と並べられて「サイヤ人VSヒマ人」とか煽られた上股間を抑えたカットインでロクでもない印象しかなかったんですが(笑) アニメの第一印象はそれらよりマシとはいえ微妙。 「わりぃ、俺四時から観たいテレビがあるんで」 塀を越えて逃げる銀時。 そこに銀さーーん!ともう一人逃げてくる少年の姿が。 彼の名はウッソ・エヴィン。 間違い。志村新八。 侍魂を学ぶため銀時の元で働いているらしい。 ……果たしてあの男の元で働いてそんなもんが学べるのだろうか、というのが第一印象。 とにかく二人で逃げる。 なんで追われてるか視聴者はちっとも分からないけど逃げる。 これは会話のテンポを楽しむ作品でもあると思うけど、いちいち文字に起こすのもアレだし感想書く意味ないじゃんとちょっと思ったりもしますが、次いってみよう!
逃げて逃げて路地を抜ければそこには近未来的な車の通る大通り。 どういう世界観やねん!! 早くもついていけない視聴者が多数いると予測します。 「銀ちゃん!こっちにはいなかったアル!!」 二人に追いついた浪士達をでかい犬か猫みたいな生き物で踏み跳ばしつつそれに乗って登場したのはお団子頭の女の子。 神楽ちゃん。 この子は名前も外見もちゃんと覚えてたな。ウッソ影薄いよ。既にウッソ呼ばわりされてる時点で不味いよ。 神楽は宇宙最強戦闘民族夜兎族の一人。 サイヤ人を女の子にして中華風にして語尾にアル付けてみましたみたいな。 あの犬みたいなのは定春という名だそうで。これは可愛い。 定春が浪士の一人に噛みついて場の空気は最悪に。 「お、お前少しは空気読め……何か怒ってるみたいだよ」 「神楽ちゃん、早く逃げた方がいいよ!」 いたいけな少女を残してとっとと逃げ去る男二人。 ダメだこりゃ。 「……早くしないとレディス4始まっちゃうアル!」 そんな台詞を残して神楽も逃げる。 てかレディス4かよ。
そして江戸?中を逃げ回る三人。 なんかSFの中に侍が混じっちゃった奇妙な世界観。
行き止まりまで追いつめられた三人。 追いつめられてやったんだよとか強がってるけど多分ピンチ。 「切り捨てる前に聞いておく。お前等何者だ?」 浪士組の質問にカッコつけて?答える銀時。とウッソと神楽。 「何者だァ?ハッ、仕方ねぇだったら教えてやるよ」 「家事手伝いから人捜しまで何でもござれ!」 「困ったことがあったらここに来るアル!」 「一時が万事!金さえもらえば何でもやるよ〜!」 『万事屋銀ちゃんとは俺たちの事だ!!』 ……万事屋かよ。侍じゃねーじゃんかよ。いや廃刀令のご時世だっけ。 あれ?でもウッソは侍魂がどうのこうのと……あああツッコミ所満載。 要するにあれだな、ここに依頼が入って物語が展開していく一話完結型の取っつきやすい話なんだ。 と大半の視聴者は思うんじゃないかと。こち亀のノリで。
どうも銀さん達はどっかの工場に忍び込んだらしく、浪士達はスパイと思いこんで追いかけていたらしい。 当の銀さん達は黒猫のクロミちゃんを探してくれと依頼を受けて探し回ってただけだったようですが。
ということでアバン終了。アバンの時点でもの凄く疲れたな(遠い目)
OP。 「銀魂」とでっかくタイトルが出てイントロ。 前々から変なタイトルだなぁと思ってましたが、英語にするとSilver-Soulと無駄に格好良くなっちゃうなこれ。 スクーターで2ケツする銀さんとウッソこと新八。定春に乗って追いかける神楽。 崖から飛び降りる銀さんみてちょっとカッコイイと思ったり。 いやなんやかんやでアバンからカッコイイなとは思ってましたけど。 かと思えばパフェ持ってる銀さん。甘い物好きなんだねぇ、でも酒も呑むんだよねぇ。 新八は寺門通ちゃんの親衛隊隊長ルック。 これ見てこの子がアイドルオタクだったことを思い出した。 神楽はOPでハナクソほじってるよ。いいのかよヒロイン。 Bメロ。 剣構えた銀さん。なんか抜刀斎のノリですね。 屍相手に剣ふりまくり。こんなに動かす高松コンテOPはなかなか拝めませんよ。 つかカッコ良くないかこの人。 何か暗い過去でもあるのかな?と思わせるフリ。 サビ。 土手で寝てる銀さん。さっきのは夢だったのね。 慌てて起きあがって見ると、神楽が笑いかけて周りに仲間がいて、ホッとして?空を見上げる銀さん。 ヤバ……なんかヤバイ。この人カッコイイ。いやいやいや落ち着け自分。 そんな葛藤を繰り返していました。 第一印象が最悪なアイツが徐々に、って少女漫画黄金心理が分かるのか分からないのかそんな気分。 サビの盛り上がる部分で殺陣やらなかったという構成が好きですね。 ちょこちょこっと2フレーズくらい使って脇キャラ紹介。 最後は江戸?を眺める銀さん。カッコイイ。けど最後は定春に頭噛まれて流血。 これで銀魂の方向性が何となく掴めたと思います。
提供。 提供の脇に文章を入れるのはスクールランブルでもやってた手法ですね。 もっと言えばこち亀の時もやってましたけど。好きなんでしょうねこういうノリが>高松監督 銀魂と書いて「ぎんたま」と読みます。濁音付け忘れると大変なことになるので気を付けるようにとのこと(笑)
初回のサブタイからしてスレスレだよなぁ……。
Aパート。 いきなり画面右上に「これまでのあらすじ」と表示。 知らなかった。てっきり新番組だとばかり思ってたのに……。 ってオイ!! いや、もう、明らかにツッコミ待ちって感じなんで突っ込むのもめんどくさいです。 ナレーションは立木さんが担当してますが、あらすじは新八担当。
「侍の国。僕らの国がそうよばれたのは今は昔。二十年前、突如宇宙から舞い降りた天人の台頭と廃刀令により侍は衰退の一途を辿っていた。そんな時代に侍魂を持った男が一人。その名は坂田銀時。ひょんなことからこの銀さんの営む万事屋で働くことになった僕、志村新八と神楽ちゃん。そういえばかれこれ一年になるけれど給料ってまだちゃんともらってない気がする」
(説明聞く限り)ダメ男じゃん!! ホントに侍魂持ってんのか?限りなく嘘くさいんですけど。 OPで上がった好感度が急降下だよ。いや、実際は下がってないけどこう心情的に。
黒船のかわりに宇宙人の襲来か。明治初期のパラレルものってかんじかな。
場面変わってどこかの料亭。 「カリヤ様ご到着です!」 とかいって入ってきたのは天人カリヤと浪人獅子村。 待っていたのは下元とプー。 最初の挨拶はもちろん「おいーっす!」 いやいやいやメイン視聴者層(お子さま)にそのネタ分からないから!! えー、彼らは今回のゲストキャラ。 終始こんな感じでドリフネタ続きです。やりすぎ感が漂ってますがこれでも監督は抑えた方です。 銀魂自体がパロ漫画みたいなところありますが、パロに関しては高松監督の方が一枚も二枚も上手っつか年季入ってるんである意味ピッタリの采配だったんじゃないでしょうか。
しかし感想書きにくい。 ・取りあえずドリフネタ ・企画書見せて「春番のプレゼンかよ!」とカリヤが切れたり(高松監督の好きな)楽屋ネタ こんな感じ。観てもらった方が早いです。 ドリフターズは何やら密談している様子。 それを外で監視している一人の青年が……。 青年が料亭の門を開けるとそこにいたのは「真選組」、幕府の特殊警察らしい。 ………これもツッコミ待ちなのかな。 取りあえず「これはパロこれはパロこれはパロ」と数十回唱えましょう。 そしたら慣れるはずです。 そうそう、焼きたて!ジャぱんの後番なんですから火曜ゴールデンはパロと決まってるんですよ。うん。 副長は土方十四郎。真選組の頭脳らしい。 沖田総悟は組随一の剣の使い手。 さっき料亭を嗅ぎ回っていたのは当然山崎でしょうね。 ……これはパロこれは(略)
「ご用改めである!!」 お決まりの台詞を吐いて料亭に飛び込む土方以下隊士達。 階段から襖にかけて無駄にCG。 「真選組だ!」 襖を蹴り倒して乗り込んだ土方だったが既にドリフターズは逃げた後。 舌打ちをする土方の後ろでバズーカを構える沖田。 (グッバイ副長。あの世でマヨネーズでもすすってくだせェ) 一発ぶちかますものの土方は紙一重で避け 「どさまぎで何さらしてやがる」 と一言。どさまぎって……(笑) 「チッ」 「チッじゃねー!いっぺん死ぬかコラ!?」 「いやだなぁお茶目ですよお茶目、いつものことじゃないですか」 「いつも俺をつけねらってんのかお前は……」 沖田は土方の命狙ってんのか……そこは新しいかも。 つーか土方。 土方っていうかゾロやん!! もろにゾロ。 画面から目をそらし瞳を閉じればそこにはゾロがいる。 からぶりだったか、と呟く沖田だが土方は連中の残していった計画書の一部を入手。
場面変わって万事屋銀ちゃん。 長椅子に寝転がってジャンプ読む銀さん。 俺もそろそろジャンプ卒業しなきゃなんない歳だよな〜とか言いつつ読みふける。 仕事しろよ。いや仕事ないのか。ダメじゃん。 神楽は神楽でおむすび食べてるし。この世界学校ってないのかな。 しかし神楽は美少女と煽られるのに違和感を覚えてたんですが、こうしてアニメで観るとなかなか可愛いですね。 透き通るような青い目ってのが良いなぁ。 「銀さん不味いですよ」 「そうだよなぁ、やっぱこの歳でジャンプは不味いよなぁ」 「確かにお前のにぎったおむすびは不味いアルネ」 「どっちも違うわ!!!」 そんな三人の会話を経て貯金通帳の残高が限りなくゼロに近くて不味いと新八。 アバンの黒猫結局捕まえられなくてただ働きだったらしい。 うわぁギリギリだな……つかこの世界銀行もあるのか(笑)
てか新八の話を聞くために起きあがって長椅子に手をかけた銀さんが……こう、なんて言えば良いんだろう。 エロカッコイイというのかな。いやいや倖田來未じゃあるまいし。 ん、でも表現しにくい。普通にセクシーと言うべきなのか。 気怠そうなのに色気があるというか、別に腕フェチじゃありませんけど銀さんの上腕二頭筋はエロイと。 おまけに流し目だし。 騒ぐ新八に 「慌てんじゃねーよ。ジャンプ買い逃したわんぱく坊主ですか?金がねーのは慢性の鼻炎みたいなモンだろうか。俺たちは金欠と付かず離れず生ぬるーく付き合っていかなきゃならないデスティニーなんだよ」 とか抜かす銀さん。 デスティニーはもちろんSEEDを意識してるサンライズの悲しい性。 言ってる事はどうしようもなくダメ人間なのになまじカッコイイから始末に悪い。 「アンタ何開き直ってんの!!ジャンプじゃなくピンチなんだよ!キケンなの!明日からパンの耳すらご馳走なんだから!」 全く持って新八のほうが正論。 と、そこに地震が。 最近地震が多いらしい。 銀さん曰く 「五人同時に告られた男子高校生みたいに揺れに揺れまくってるな」 それって……。 「普通有り得ないシチュエーションアルね」 「でも、ジャンプにはあるんだよな」 やっぱりいちご100%ネタですか。 しかしほんと仕草にいちいち色気ある人だな。そんなゴールデンで色気振りまかれても困っちゃうよ。 しかもこっちは朝っぱらからなのに。
そこへお客さんが。 「どうせ新聞の勧誘だろ?新八、日経以外だったら日経取ってるからって追い返しとけ」 「日経だったら朝日のように爽やかに追い返すアル」 すごいギリギリな笑いの取り方してるな。 いや笑ったけど。
新八が玄関を開けるとそこにいたのは加藤茶っぽいひと。 当然のようにくしゃみをする。 「ここは頼まれれば何でもやってくれる万事屋と聞いて来たのですが……」 「ば……っ!?」 突然の依頼人に稲妻くらったように固まる新八。 「新八、なにやってるアル。早くしないとレディス4始まっちゃうアルよ」 まだレディス4ネタ引っ張りつつ神楽もやってくる。 「ここは万事屋と聞いてきたのですが……」 「ぐぁ……!?」 同じように固まる神楽。 「どうした?そんなにトンチのきいた勧誘なのか?いざとなったら実力行使もじさないぞとか言って」 更に銀さんも出てくる。 「万事屋……ですよね?」 「なぁっ……!?」 三人で固まりつつもう一度 「ば……っ!?」「ぐぁ……!?」「なぁっ……!?」 要するに三人揃って「馬鹿な!?」と言いたかったらしい。アホだこいつらアホだ。
浪人の名前は加藤健。今回の依頼人。 「オイオイ、一体何があったってんだい」 「二日連続で依頼が来るなんてスペシャル以外ありえないヨ」 神楽と顔付き合わせていぶかしがる銀さん。 首に手をやる仕草がまたエ(略) ちょっと神楽が羨ましいぞコノヤロー。 新八に至ってはテンパりすぎてカトケンの股間にお茶を零す始末。
依頼の内容「はなくした大切な物を取り戻したい」 三千万ほどあれば取り戻せるらしいが……。
「楽して儲けるか。いつも手が届きそうになるたびにこぼれ落ちてんだよなぁ」 「その所為か!手ぇ回すたんびに残高がこの状態か!!」 パチ台回す仕草をしてみせる銀さんに新八がさっきの通帳ヒラつかせてすかさずツッコミ。 銀さんパチンコかよ……いよいよダメ人間だな。 ダメ人間の見本をこんなゴールデンに流して良いんだろうか。 日本の将来が心配になるな。
そんなスペシャルな依頼に興奮してテンションのおかしい神楽と新八を抑えつけて、その金何に使うんだ?とカトケンに訊く銀さん。 カトケン曰く 「一月前、窓際族を卒業して無職になりました。三週間前上手い言葉に乗せられて家を土地ごと騙し取られました。二週間前、手紙も残さず妻が娘を連れて出ていきました。一週間前……」 そこで一旦お茶を飲んだカトケン。 一週ごとに襲い掛かる超ハードなイベントの数々の続きが気になって仕方ない三人。 「続き、訊きたいですか?」 そこでCM入り。
CM入りすらもツッコミ待ちっぽいのであえて放置プレイの方向で。
2006年04月04日(火) |
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