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■ ハンター。「メンチ×マジギレ×二次試験?」
色々考えた結果、やっぱりハンターでいこう…! ということで、ハンター×ハンターのアニメ感想にしばらくお付き合い頂けると幸いです。
感想は諸事情により第9話から始めます。 …いや、あまりネガティブな感想ばかり書きたくないので……1次試験までは黒歴史中の黒歴史です。私の中で。 今までの感想の中にも何度も名前を出した古橋一浩氏が監督なので、多少キツめの話が出る事はご了承下さい。
原作とアニメは設定が違う所も多々あるので、それは追々説明を入れるとして簡単にあらすじをば。
主人公はゴン・フリークスという12歳の少年。(※アニメでは最初から12歳) 死んだと聞かされていた父親はその世界では名を知られたプロのハンターで、父親に会うために自身もプロハンターを目指すべく試験を受けに行く。 その途中で出会ったクラピカ、レオリオ、そしてキルアと共に試験突破を目指す。
で、予選〜本試験の1次試験までが8話で9話からは二次試験という流れです。 1次試験はマラソン、試験官は遺跡ハンターのサトツさん。 地下街道から湿原を超えて二次試験会場まで連れて行くのが彼の仕事でした。
少々不親切ですが、キャラクターの名前や大まかな流れ等は読まれている方も知っている事を前提に書かせてもらいます。
Aパート。 二次試験の試験官は美食ハンターのメンチ&ブハラ。 8話の次回予告で、いつもは「おもしろいよ!」と最後に言うゴンが「おいしいよ!」とミスター味っ子をパロっていた事を私は決して忘れない。 そしてこれ以降味をしめたのか最後の台詞はお遊び三昧になった事も。
美食ハンターとはどういうものかを説明するクラピカ。 漫画だと活字にして終了ですがアニメではそうはいきません。 そういう場合ウンチクたれるタイプがレギュラーにいると何かと便利ですね(笑)
メンチのキャラデザは原作よりも大幅に可愛くなってます。 てか、力入りすぎだろ…女性キャラ少ないから貴重なんだろうなぁ。 髪の色は濃いピンク。 そう、あれだ。ギタ兄さんのあの奇天烈衣装の袖の色と同じ感じ(嫌な例えだな)
メンチの髪はピンクなイメージだったのでピッタリ。
しかし声が…ボールは友達とか行くよ岬くん!とか言い出しそうというか翼くん老けたなぁ、というか。 翼くんの声もあの一本調子な喋りも慣れちゃってる所為か全然気にならないんですが、メンチは未だに慣れない。 どうしてダメなのか考えてみたところ、「いくわよー!」とか声を強めて伸ばす際に語尾の発音を鼻に引っかける癖があるんですね。 多分これがイヤなんだと思います。 まあ、どうでもいいか。
まずブハラの課題。豚の丸焼き。 ヌメーレ湿原にのみ生息するグレイトスタンプという豚を捕らえて焼くだけでOK。 この豚、凶暴らしいですが頭が弱点なのでそこを強打すれば簡単に気絶してしまうんですね。 ハンゾーはベタな忍法で倒してましたが、クラピカの捕獲描写がスルーとはこれいかに…どうやって捕らえたんだろ。
ブハラは結局豚の丸焼き持ってきた70人全員に合格を宣言。 丸焦げのものにまで合格を与えるとは…美食ハンターとしてそれはどうなんだろう。 二次試験を見守るサトツさんが絶妙にツッコミを入れてましたが、この辺は演出の妙ですね。
次はメンチの課題。 メンチは弱冠21歳でシングルハンターの称号を持つ天才。
昔はサラッと流してましたけど、年齢からここ数年でハンターになったと見て間違いないわけで、更にそれから数年でシングルを取ったと思えばゴンやキルアなんか目じゃないくらいの才能かもしれない。 十代で取った可能性も高いしなぁ…信じられない。若いのになぁ。 メンチ、恐るべし。
で、メンチの課題は寿司。しかもニギリ。 ヒソカですら「一体どんな料理だ?」と悩む始末。 お茶の間の私たちには大変メジャーな料理なんですけどね(笑)
全員が苦悩する中一人ガッツポーズをする男が…その名はハンゾー。ジャポン出身。 「この課題…貰ったぜ!」 …まさかハンゾーのガッツポーズでCM入りとは思いもよらなんだ。
アイキャッチ。 メンチとブハラでした。
Bパート。 一人ほくそえむハンゾー。 黙って合格するのが利口なやり方とか思いながらも、顔に出てしまうオチャメな性格。 隣でご飯を丸めるポックルを見て噴き出す始末。 『コイツ…知ってるぜ!』そんなハンゾーにイライラを丸出しにするポックルの表情がステキ。 アニメになって出番が増えたのはやはり一応合格者だからでしょうね。
クラピカとレオリオのでかい声を聞いて料理に魚を使うと知った受験生は一斉に近くの川へ。
ここぞとばかりに釣竿を使うゴン。素手で捕らえるキルア。 魚を口で銜えて川から出てきたヒソカはホラーでした。怖すぎ。
「楽しみだわぁ、今日は試験官としてってより料理人として来てるからね」 とのメンチの発言に一抹の不安を覚えるブハラ。 メンチの作画は気合入りすぎててホントに可愛いです。仕草も表情も細かい細かい。 女性キャラは華がありますしね。
で、肝心の審査は…。 生きた魚をまんまご飯で丸め込んで持ってくるレオリオとゴン。 …なんであんなことになるんだろう…そんなに連想するの難しいかな寿司って。 試験を見守るサトツさんも興味津々。背後に人面猿を数匹持ってくるコンテが良いですね。
キルア。 ピロリロリーン!というニュータイプ効果音でメンチに挑みました。 「小エビのカクテル、マスのマリネのカラスソース和えとライス。寿司のブルゴーニュ風」 ってアンタ料理できるのか…。 気色悪いとメンチに一喝されましたが。 それを見て並んでいたヒソカが列を離れて川岸へ…、キルアと全く同じ料理を作っていたらしい。 変化系同士気が合ってるというか、「アイツと俺は同類」てのの演出か。 自信作(と同じもの)を一蹴されて拗ねた様子。ちょっと可愛いとか思ってしまった事は内緒。
クラピカ。 何か論理的に考察してましたが、最終的に作ったものはゴンやレオリオと同じもの(^^; だから頭でっかちとか言われるんだキミは。 コロッケやハンバーグを定番だと言ってましたが、寿司はマイナーでコロッケはメジャーなのかと思うと、なんとも複雑。
ハンゾー。 そろそろ俺の出番とばかりに意気込んで持っていったものの「おいしくない」と不合格。 それが不服だったらしきく「寿司なんてお手軽料理誰が作っても大差ねーべ!」と逆切れ。 ついでに作り方も周りにバレるほど大声で喋ってしまいメンチの逆鱗に触れる結果に。
キレたメンチは誰にも手が付けられなさそうだからなぁ…。
ハンゾーが作り方をバラした所為でメンチは味だけで判定する事に。 受験生にしたら災難だよなぁ…即席で素人が美味しく作れるはずはないし。 当然だけどギタラクル兄さんもちゃんと作ってもっていってた事に驚き。 だって料理ですよ、あの人が…想像できない。
結局全員を不合格にして今年の試験は終了だというメンチに、会場はとまどいを隠せず次回へ…。
この辺りはあまり書くことがないので続けて10話いきます。
2005年06月02日(木) |
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