今日は朝からお弁当持参で隣の市の市民プールに行ってきた。
市民プールと言っても、いつも利用しているのとは違って、ちょっと高級バージョン。滑り台やウォータースライダーもあったりする。娘の幼稚園から割引券を貰ったので、これは行かないテは無いな……と。またしても母の病院に顔を出してからのお出掛け。母は熱が下がって随分と楽そうだった。まぁ、だからって退院出来るとかそういうレベルではないのだけれど。
市民プール開園30分頃に着いたのだけど、けっこうな人出でテントの張っている屋根下はどこもシートが敷かれていた。仕方がないので持参したテントを張ろうと出してみたのだけれど……なんとテントが壊れていた。組み立て式のポールをつなぐゴムが駄目になっていて、全く役に立たず。少しだけ日陰のある壁際にシートを敷いた。
初めて行ったプールなのだけど「ちょっと高級」なだけあって、滑り台もウォータースライダーもあって素晴らしかった。そしてもっと素晴らしいのは、どれも付き添いがあれば娘も利用出来るってこと。娘は憧れのウォータースライダーを体験出来てご満悦。長い階段も物ともせず、なんども滑り降りていた。
お昼頃、持参したお弁当を食べていると、突然背中から声をかけられた。娘の友達のSちゃんだった。娘もSちゃんも偶然の出会いに大喜び。以降、ずっと一緒に遊んでいた。よほど楽しかったらしく、帰り際は娘もSちゃんも涙がポロリ。偶然の出会いに感謝。
夕食は簡単に冷製パスタとサラダなど。夫は夕食後、会社からの呼びたしで出勤していった。トラブルが上手く収まると良いのだけれど。
そんな訳で今日は充実した1日だったのだけど、実家の母の事については頭の痛いことばかり。熱は下がったものの、状態が良い訳ではなく、母は「また癌が出来たとしても次は絶対に治療しない」と言っている。母の気持ちは分からなくもないし、無理強いするつもりはないけれど、先が分かっているのはけっこうキツイ。母は亡父と同じ病気なので、この病気の先行きは私も母もよく知っている。母と亡父では原因こそ違うけれど、似たような道筋を辿るのかと思うと複雑な気持ちになってしまう。もちろん、同じ病気の人がみんな亡父のような死に方をするとは限らないのだけれど。人間、死ぬのも大変だ。せめて少しでも苦しまずに……と思うのだけど。
憂鬱になっていても仕方がないし、なるようにしかならないって事はよく分かっている。とにかく目の前にある事を地味にこなしていこう……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。