白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2012年10月11日(木) 今日から5歳。そう言えば11歳。

今日は娘の5歳のお誕生日。

お誕生日会は夫が休みの日曜日に済ませてしまったので、ケーキとご馳走を囲んだりはしないけれど「何もしない」では可哀想なので、お赤飯を炊いたり、娘の好きな南瓜グラタンを作ったり。ロウソクを立てるケーキは既に食べたので、チョコバナナのパウンドケーキを焼いてみたり。ちょっとだけ特別感があった方がいいかな……などと、ピンクのバラの花を飾ってみたり。朝からバタバタ大忙し。

子どもの誕生日って自分の誕生日以上に嬉しいものなのだなぁ。母として実に幸せな5年間だった。子どもは小さいうちに親孝行を済ませると言われるけれど、その通りだとシミジミ思う。幸せな5年間をありがとう。

正午少し前に夫の実家から荷物が届いた。なんと2個口。1つは娘がリクエストした玩具『こえだちゃんのミカンのペットマンション』。もう1つは果物だのお菓子だのがギッシリ。夫の実家に遊びに行くと食べきれないほどのお土産を持たされるのだけど、送ってくるとは思わなかった。3人家族では到底食べきれないので、仕分けしてご近所におすそ分けしてまわった。

義母の気持ちはとてもありがたい。孫を可愛がってくれるのも嬉しい。でも、ちょっとだけ愚痴らせてほしい。どうせなら現金で送って欲しい……と言うか、毎回近所に配らなければならない量のお土産をくれるのなら、その分仕送りの額を減らして欲しい!

……って。私も夫も分かっているのだ。義母は孫や子どもに「買い物をする」のが楽しみだって事くらい。他に趣味がある訳でもないし、騙されて布団や壺を買ってみたりもしない。だから、それくらいの楽しみはあってしかるべきなのだと。でも、やりくりして仕送りをしている身としては、多過ぎるプレゼントを見ると、やっぱり「いっそ現金で…」などと思ってしまうのだ。

そうそう。すっかり忘れていたけれど、先日、この日記を書きはじめてから11年目に突入した。日記11歳。夫と結婚して6年。娘が生まれて5年。この日記の半分は家族の日記になっているのかと思うと感慨深い。このままずっと日記を書いていくと、いつか一人でいた日々が遠い過去になるのだろう。でも、たぶん私は忘れないと思う。あの頃の自分と、あの頃の自分が感じていた事は。

なんだか今日はテンションが上がりすぎて色々と書き過ぎてしまった気がする。娘の誕生日と日記の11年周年。一緒くたにするのもどうかと思うけれど、ただただ感謝のひと言に尽きる。恵まれている今に感謝しつつ今日の日記はこれにてオシマイ。

チョコバナナのパウンドケーキ。地味に美味しく娘も喜んでくれました。








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【同月同日の過去日記】
2011年10月11日(火) 娘。4歳。
2010年10月11日(月) 3歳のお誕生日おめでとう。
2007年10月11日(木) 出産しました
2006年10月11日(水) 来年の手帳
2001年10月11日(木) 髪でも伸ばしてみましょうか

白蓮 |MAILHP