白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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2010年07月12日(月) 不平等な世の中。

ここ数日、自分とは直接関係のない事柄なのだけど、色々と楽しく無いことが重なっていて、1人勝手に塞ぎ込んでいる。

娘が0歳代の頃から仲良くしていたH君のご夫婦が協議離婚をすすめているとのこと。H君のお母さんは私よりも年下で、ものすごく可愛らしい感じの人。お互いに初めての子育てってこともあって、色々と励まし合ってきた。H君が喘息を発病してからは特に色々と。私自身、子供の頃に大病を患っていた事もあり、またH君のお母さんも子供の頃に大病をしていて「病気って大変だけど頑張ろう!」的なノリで感じで親密度が増してた。

H君の家庭の事情は色々と聞いていたのだけど、最近ちょっとご無沙汰していて「久しぶりに遊ばない?」とお誘いしたらば、H君のお母さんから協議離婚の話と、そのことで参ってしまって心療内科に通っているとの事を打ち明けられた。

他所のご家庭の事なので、あれこれ書くつもりは無いけれど、なんか私もショックだった。経緯はともかく、これからの事が特に。H君は2歳にしてお父さんを失ってしまうって事とか、イマイチ元気とは言い難いH君のお母さんが働きながらH君を育てていかなくちゃいけない……って事とか。まぁ、それでも、こう言う事っていつの間にか、なんとかなっていくものだし、H君のお母さんは子供のために頑張るのだろうし、H君だってお父さんがいなければいないなりに強く育っていくのだろうとは思う。

まぁ……でも、それにしても世の中は不平等に出来ているな……と。

H君と娘は同じ年。我が家は決してお金持ちでは無いけれど、娘は私からも夫からもたっぷりと愛情を注がれている。かたやH君は、母親からは愛されているけれど、父親からは「可愛いとは思えない」とまで言われている。人の子の親として、H君が不憫でならない。だけど、たとえ2歳であったとしても、H君の人生はH君の物なのだから、自分の置かれた環境の中で彼なりに頑張っていくしかない。

何が幸せで何が不幸かなんて誰にも分からない。現時点では娘の方がH君より恵まれているようにも思えるけれど、これから先もそうだとは限らない。なので安易に同情したりするのは間違っているようにも思うのだけど、子供は……特に幼い子供は両親や周りの人から、たっぷり愛されて育っていて欲しいと思わずにはいられない。まぁ、私の勝手な願望なのだけど。

実はこの話以外にも気になって仕方が無い事があって、1人悶々としている。また少しずつ、書くことで気持ちを整理していこうと思う。塞ぎ込んでいても何もならないのだし、とりあえず自分の足元を気を付けつつ。今週も頑張っていこう……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2006年07月12日(水) 虫の穴
2004年07月12日(月) おにぎりについて語りあいませう。
2002年07月12日(金) 一昨年の夏。昨年の夏。今年の夏。

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