白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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2009年07月28日(火) 家族のご馳走

週末、1日は電車に乗って隣県までパンを買いに行ったのだけど、もう1日は地元にいて何もしなかった。スーパーと公園へ行ったくらい。こういう日の夕食は「ちょっと手の込んだご馳走」か、あるいは「家族が揃わないと食べられないご馳走」を作ることにしている。

今回はお好み焼きを作ることにした。

関西ではどの家庭でもタコ焼き器があってたこ焼きをしている…という話があるけれど、それと同じくらいホットプレートでお好み焼きを焼く家庭が多いんじゃないかと思う。娘がもっと小さい頃はホットプレートなんて危なっかしくて出していられなかったけれど、最近では少し聞き分けが出来るようになってきたので、ホットプレートでお好み焼きをするようになっている。

お好み焼きと言っても家庭で作る物は、ご家庭ごとに流儀があってお店のそれとは随分と違うんじゃないかと思う。我が家のは長芋が多めに入っていて、キャベツやネギといった定番野菜以外の野菜がドッサリ入っている。たとえば人参とかピーマンとか。夫婦2人の時にはそこまでしなかったけれど、娘が食べるようになってかりはお好み焼きであろうが、カレーであろうが「刻み野菜を入れても大丈夫そうな料理には「これでもか!」と言うほど色々な野菜を刻んで入れるようになった。

卵を割ったり、小麦粉の生地を材料と混ぜたりするのは娘も一緒にお手伝い。娘もお好み焼きは好きらしい。食卓にホットプレートを出して目の前で焼くのが楽しいようだ。まだソースをベッタリつけたりはしないけれど、ほんの気持ちばかりソースを塗ってやると喜んでパクパク食べてくれる。

お好み焼きって値段的には高くつく料理ではないけれど、なんとなく「ご馳走」って感じがする。きっと、どこのご家庭にも「高い…ってほどではないんだけど家族みんなが喜ぶご馳走」って料理があるのだろうなぁ。手作りだったり、あるいは買ってきた物や外食だったり。そこのご家庭では「特別」な食べ物でも余所に行けば、なんてこと無い食べ物だったりして。

家族のご馳走って幸せの象徴のような気がする。

梅雨で外に出られなかったり、あるいは暑くて外出がままならなかったりする日が増えているのだけれど、そういう時こそ美味しい物を食べたいと思う。家族で美味しく食事が出来るように台所仕事だけは、出来るだけ手を抜かないようにしたいなぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。


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