今日、娘は生まれて初めて「自分の影」の存在に気がついたらしい。アスファルトに映る自分の影を指さしながら、キャッキャと声をあげて走りまわっていた。娘の1年8ヶ月の人生は影が無かったんだなぁ……と思うと、妙に感慨深い物があった。
朝から世間ではマイケル・ジャクソンの死で大騒ぎ。我が家は日中、娘の観る幼児番組15分間以外はテレビをつけていないので、マイケルジャクソンの死は携帯に配信されてくるニュースで知った。
私はマイケル・ジャクソンのことは特別好きでもなんでも無かったし、CDの1枚も持っていない。「代表曲」と言われるような大ヒットを飛ばした曲は知っているけれど、彼の音楽はほとんど知らないと言っても過言ではない。
それなのに悲しい気分になってしまったのは何故だろう。
恐らく彼の生き様に魅かれていたと言うか興味があったのだと思う。彼らしい死だと思うと同時に、なんだか可哀想な気がして仕方がない。彼のことをよく知らないのに「可哀想」と思うこと自体が不思議ではあるのだけれど。それにしてもスーパースターと言うのは、スーパースターらしい最期を迎えるものなのだなぁ。だからこそスター。スターだからこそ…なのだろうか。
今日は朝からあれこれ忙しく、その上色々と厄介ごともあったのだけど、なんかこう…実態が無くアッっと言う間に過ぎてしまった気がする。そして、一番印象に残ったのが自分にとって縁も所縁もないマイケル・ジャクソンの死だった。なんだか捉えどころの無い1日だった。まぁ、こんな日もあるさ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。